JMRAの民家再生奨励賞が地元紙で取り上げられた!

先日、日本民家再生協会(JMRA)による、民家再生奨励賞の当社の受賞が、地元新聞社の「両丹日日新聞」と「北近畿経済新聞」に取り上げていただきました。
10月にJMRAより、3件の表彰状とプレートが届き、それぞれ施主様にお届けいたしました。
受賞後にも何軒か再生に取り組んでおり、来年の受賞目指して頑張りたいと思っています。


3軒のお宅への表彰状とプレートです。


手摺の有難さを教えてくれる年に1度の福知山マラソン!


11月24日。この日は、私にとって「手摺」の有難さを一年に一度教えていただける貴重な日。そう、福知山マラソンの翌日だ!
階段は登りより下るほうがきつく、手摺に頼ることが重要になる。足腰の不自由な方々の苦痛がわかる一日だ。
この福知山マラソン、今回が20回目になる記念大会。多くのランナーが完走された。
私もこれまでの中で2番目ぐらいによい記録で走れた。といっても、4時間後半の記録なのだが・・・
このマラソン大会は、全日本盲人マラソン選手権も兼ねており、多くの盲人ランナーも参加されていた。1位の方は、なんと2時間47分というタイム。伴走の方も相当早くなければならない。皆さん、素晴らしい走りをされており、私も何度かくじけそうになるたびに、伴走者と走るランナーの方の姿に勇気をいただきました。
健康への感謝と体のご不自由な方々の痛みが少しだけわかる日となりました。感謝!







安国寺のドウダンつつじのライトアップ!


先日、11月の20日に車で30分ほどのところにある豊岡市但東町の安国寺というお寺のドウダンつつじを見に行ってきました。
ライトアップ最後の土曜日でしたので、田舎とはいえ訪れる人は絶え間なくありました。
確か、以前カラーテレビコマーシャルにも出ていた風景が、そのまま本堂を通してみることができました。
拝観料もとらず、本堂からの眺めをすべてをお見せいただき、本当に静かな風景に、感動のひと時を味わわせていただきました。
当社の勅使古民家前に植えてあるドウダンつつじが100数十年後には、このようになるのかと想像するのもまた格別ですね。


この秋の古民家再生!?その2

築100年以上が経過し、無人になっていた古民家に、再び、この家で生まれ育った家主様が数年後に、お帰りになります。

その時の本格的な再生のために、この秋から保存のための準備に入ります。

痛んだ蔵の屋根は、今のうちに瓦を葺き替えておきます。母屋の屋根の鉄板葺きも補修や塗装を今のうちに実施しておきます。




塀や通用口を撤去し、再生できる部分は保存しておきます。
数年後の、この家の再生、今から楽しみです。
最近、都会の方からの問い合わせが増えています。Uターンを考えられておられ、自分の生まれた家の再生を考える方が増えておられるようです。普段は皆さん、なかなか帰ることができず、私たちが現地に行き調査してあげることもあります。
費用的にもご心配のご様子で、家を潰すべきか、保存し再生するか、で迷っておられるようです。確かに、古民家の再生は、費用のかかるお話になりますが、蔵や土塀、部材の一部を残して再生することも考えられます。予算や用途によって、いろんなご提案ができますよ。と、アドバイスさせていただいています。

この秋の民家再生!?・・その1

 30年ほど前まで郵便局であったレトロなお宅の外壁と室内をリフォームさせていただいています。
昔の外壁の景観を残しながら、現在でも十分通用する外壁に仕上げます。もちろん予算のことも考慮して、一番有効なリフォームを考えました。
現在、左官による外壁の補修とモルタルのコテ押さえで下地とします。今回、仕上げは吹き付け塗装を選択しました。
昔の郵便局の景観のイメージにできればよいのですが・・・・

玄関の上に郵便局のマークが残っています。

建物全体に足場を設置します。

クラック等の補修を先行して行います。

次に左官作業の工程です。モルタルをコテ押さえで仕上げていきます。

左官作業により丁寧に仕上げてゆきます。目地もきれいに仕上げます。


玄関の上の郵便マークですが・・・

陶器のような焼き物でできておりました。七宝焼きでしょうか?…すごいですね。

盃に金箔を貼る!京都研修より


今週、京都銀行さんの研修旅行で、京都の京仏具店㈱小堀さんを見学させていただいた。
業種は違っても、学ぶべきことが多くあった。
 小堀さんは、創業1775年(安政4年)というから、アメリカ合衆国の独立より1年ばかり早いという老舗だ。でも、仏具業界ではもっと古い業者がまだまだいますとのこと。
まず、仏壇ができるまでの工程を見せていただいた。
 まず、気づいたのは従業員さんのあいさつが素晴らしい。職人さんも若い方が比較的多い感じがした。木材が並べてあり、私たちの業界とよく似た感じがする。木材は、松が中心だが、ほとんどロシアからの輸入らしい。
 木材を2~3年乾燥させ、木地を作り、彫刻をしてゆく。木地に漆を塗り、墨で磨いていた。指紋がなくなるほど磨くらしい。蝋色(ろいろ)というらしい。蒔絵(まきえ)、彩色(さいしき)いろんな工程がある。金箔をして飾り金具をして仕立(したて)という工程をとおして出来上がりだ。
 ここで、小堀専務さんより「技術の伝承」という講和をいただいた。私たちと同じ木にこだわり、同じようなお話をされた。
「木のいのちは3度ある」・・①山で生まれ育つ・・②伐り倒されてからも強くなる・・③仏具として姿を変えて安らぎを提供する。
「法隆寺古材は新材より強い」
「生物材料」・・松、漆、箔打ち紙、貝、墨、鹿の角粉、人毛・・命ある材料が安らぎを与えてくれる。
…なんとなく共通する感がある。
顧客満足の世界へ引き込んでもらえた。当社の新入社員にもぜひ見学させたいお店だ。いい勉強をさせていただいた。
 勉強の後は、京都の素晴らしい料亭へ・・こちらも京都の老舗高級料亭「菊乃井」さんへ。こちらも楽しく勉強させていただきました。















































有意義な一日!

久しぶりに休日に家にいる。そう、今日はどうしてもやっておきたいことがあった。
そう、福知山マラソンまであと20日。最後の長距離練習だ。家からマラソンの折り返し地点まで、往復する計画だ。片道約18km、往復36kmの距離だ。今日はどうしても走り抜きたい。これがクリヤできると、23日の本番は何とか大丈夫なのだが。・・・
9時過ぎ、家を出発。ちょっと風が冷たいが、まずまずのマラソンコンディション。ちょっと出発が遅れたが、何人もの帰ってくるランナーとすれ違う。16kmくらい走ったところで、友人のOさん夫婦と出会う。奥様は一昨年まで当社に勤務していただいた方だ。昨年のマラソンではふらつく私に食べ物で助けていただいた。
どうやら復路も順調に走り切れ、何とか36kmを完走。途中当社の社員の奥さんのmさんにもであった。今年は息子3人も走るらしい。
心配したより余裕の力が残っていたので、本来春にやっておかなければならなっかた煙突掃除を実施した。もう、ストーブを燃やす時期になっていたのだ。
ついでに、思い薪を2階の部屋まで運び上げ。これは少しきつかったのだが・・・・ついでにストーブの火入れを行った。やはりストーブの火は温かい。
そのまま、マッサージ機でテレビを見ていたら、いきなり、二人のすごい先人の番組に出会った。
一人は、聖路加病院の理事長の日野原重明先生99歳と俳人の金子淘汰先生91歳。どちらも現役の方々だ。とくに、日野原先生は、「葉っぱのフレディ。いのちの旅」という子供たちのミュージカルを10年前から手掛け、今年はニューヨークで上演させ、「命」を考える取り組みを世界的に取り組んでいるスーパーおじいちゃん。改めて57歳の私の小ささを教えていただいた。・・・・・・・・11月3日文化の日。有意義な一日となった
2階の煙突掃除は結構大変!

重い薪を、2階まで持って上がった。今日は結構きつかった!

やはり、火を入れると温かくて気持ちがよい!ついウトウトしそう!

雲にそびえるスカイツリー!


都内で建設業協会の労務に関する全国大会があったので、職業柄か、前日からでかけて行ってうわさのスカイツリーを見てきた。
タワーの断面が、下から上にいくにしたがって正三角形から円に変わっていく特殊な構造で、円形パイプの鉄骨が2万5千ピースにもなるとか。
両国の第一ホテルから眺められるとのことで、21階の部屋からさっそくカーテンを開けると正面に雲の中に建っている大きな物体が見えた。これでも十分に高いのだが、よく見ると雲の中に隠れていて全部が見えていない。雲の中にそびえたつ物体を始めてみた。ある種の感動だ!
両国の国技館前からスカイツリーめがけて30分歩いてみた。道中は、東京の下町の街並みが続く。喫茶店は、モーニングに集まるお年寄りで一杯だった。やはりここ東京の下町も老人天国なのか?
東京の下町にいきなり登場したこの物体。なんとも、首の痛くなる年寄り泣かせの怪物だった。