8×8 GRANDE HALF

GRANDEは8m×8mのゆったりサイズ。

間取りの自由度がさらに上がります。

HALF仕様ではGRANDEの大きな空間を活かして吹抜けに大胆アレンジしています。

 

※このページに掲載中の物件はSETTEの参考プランであり、弊社施工事例ではありません。

7×7 STANDARD+1

※このページに掲載中の物件はSETTEの参考プランであり、弊社施工事例ではありません。

7×7 STANDARD

SETTEの基本スタイル。

7m×7mの間取りで、1世帯4人家族がゆったり生活できるプランです。

間取り変更の際に収納なども取りやすく、SETTEの持ち味を最も活かせるスタイルです。

 

※このページに掲載中の物件はSETTEの参考プランであり、弊社施工事例ではありません。

力天井のある家

京都府舞鶴市(東舞鶴)舞鶴湾内の海岸近くに位置する築100年程の切妻屋根の古民家です。
当初は茅葺屋根で瓦屋根に改修され、その時期に下屋を増築したようです。
平屋としては建ちの高い建物です。そのため、大黒柱、柱共に大きな部材で組まれています。
下屋の軒は普通より長く出ています。このため軒下は広く取られています。ただこの地域は積雪の多い時があり、垂木鼻が折れ、そのため補強がされたと思われます。
太く、大きな大黒柱、梁の魅力ある建物なので、建築主は当初新築を考えられたそうですが、やはり残し再生改修したいと思われたそうです。
内部は、もともと土間と田ノ字形の間取りで、襖等の建具で仕切られていました。そのため、暗く風通しの良くない状況ですし、プライベート面もありませんでした。
改修の要望として、水回り刷新、明るく、風の通る部屋、プライベート確保、太い木組みの存在感を表して欲しいとのことでした。
この建物は、北・西面の土台・柱に劣化、腐食が見られました。上部の梁材は立派な材料で劣化・腐食はほとんど見られませんでした。そこで、この木組みをこの家のシンボルとして考え、設計を進めました。
外観は、大屋根瓦葺き替え、下屋屋根は軒の出の長さを考えガルバ鋼板瓦棒葺きとしました。軒の出が長く、深いことにより建物に安定感のある建物です。
内部は、床の間の和室を残し、手前の和室は縁側を取り込んで、道路越しに海の見える居間としました。また、下屋の軒の深いことが、より柔らかい陽射しと落ち着きのある部屋となりました。
また、DKと一つの部屋となるように仕切りを3枚片引き込戸としました。
玄関は、天井を梁の見える高さまで上げ、正面に太い大きな梁の力強さと曲線の美しさを表しています。ホールはユーティリティと動線の自由性を考え1間幅を取りました。
居間・DKを中心とし、ホールも含めプライベートとしての部屋を確保することができました。
ゆったりとした空間と古材の力強さ、涼風の通り抜け、そして海の見える部屋が出来上がりました。

家族が集まる大開口リビングの家

南側に大きく取ったテラスサッシからは光が差し込み、里山の風景を眺めることができます。庇には夏と冬の日射取得を調整するという働きがあり、この家でも大きな開口に対して二階ベランダ床や屋根の軒が庇の役割をし、冬は光を取り入れ夏は遮るように設計しています。メインの玄関と家族用の勝手口の共有収納は、どちらからでも使えるようにしており、状況に応じて使い分けできるようになっています。

細部にこだわるシンプルな家

敷地は丹波市の住宅街の中にあります。敷地が比較的大きいので、建物を北側に寄せ、南側の景色と採光を確保しました。

奥様が自宅でお仕事をされるので、二階のホールを書斎として計画しました。仕事用の機材等が多いとのことでしたので、効率よく作業できるようL型のデスクにしています。

一階に洗濯室とファミリークローゼットを設けることで脱衣・洗濯の動線がすべて一階で収まるようになっています。

また建具や内装は白とグレーでまとめて、北欧風の落ち着いた雰囲気になっています。

見た目はシンプルですがニッチや階段下のロボット掃除機収納など細部まで施主様のこだわりが詰まったお家です。

格子が美しい建具の家

古民家のような落ち着いた雰囲気で、こだわりの建具を使用したいというご要望でした。間取りは脱衣・洗濯・収納までを一階に集約し、洗濯などの家事負担を軽減するつくりになっています。リビングからつながるウッドデッキは南向きで日当たりがよく、山の風景を眺めながら気持ちよく過ごすことができます。

愛着が持てる家

敷地は人通りの多い街中にあります。設計では日常の家事についてのご要望があり、壁付けのキッチンやサイドカウンター、物干し室など細かく打ち合わせを行い、一つ一つ確認しながら進んでいきました。LDKの中心の化粧柱はヒノキの丸太を使用し、この家の特徴として愛着を持っていただけるように考えています。

家族を繋ぐストリップ階段の家

新築の無垢の柱や床材からは木のいい香りがします。過去の施工物件を見て頂いたとき、その匂いを気に入っていただきました。階段をLDKの中心に配置し、階段を通る家族の顔が見えるようにしました。階段が空間を遮りすぎないようストリップにすることで、キッチンからもリビングを見渡すことができます。内装はシンプルに白に統一することで、建具や階段がアクセントになるようにしています。

広いリビングに集う二世帯の家

親戚が集まることが多いので、広いリビングが欲しいというご要望でした。リビングを16帖と大きく取り、ゆったりと団欒を楽しむことができます。また、和室を開け放すことで、リビング・縁スペースともつながり、ゲストが多いときはさらに大きな空間として使うこともできます。二世帯住宅では荷物や家財が多くなりがちですが1、2階のウォークインクローゼットなど、家全体で収納を多くとり解消しています。

家の歴史を残す家

京都府福知山市郊外に位置し、周りを田んぼに囲まれた築120年ほどの入母屋造りの屋根を持つ古民家です。現在大屋根は、茅葺屋根の上に菱葺き鉄板屋根になっており、1階の建ちは低く、2階は屋根裏物置となっています。
この家は、時代に合わせ部分改修はあったものの、大切に引き継がれており、このことを最も大事にしたいと思われていました。
間取りが南に面し、和室2部屋、そして中廊下、北側に水回り、茶の間、書斎でした。したがって、内部は暗く、間仕切りの多い部屋で、更に天井が低い状態でした。
今回は、水回りの刷新、暗く風通しの悪さ解消、段差解消、流れの良い動線等の要望でした。
設計にあたっては、建築主の今まで引き継いできたお気持ちを考え、快適性と伝統の調和を心掛けました。
家の中が暗く、天井が低く重い感じを解消したいというご要望より、中廊下を玄関付近部分のみを残し、撤去し、中廊下を取り込み、DK,居間を大きな1部屋としました。従って北面からの明かりを取り込むことができました。
また、天井が低く重く圧迫感があることより、居間部分は2階床梁(化粧梁)露出の吹抜けとしました。動線もすっきりとして動きやすくなりました。
また、居間には薪ストーブを設置し、ゆったりとした穏やかな空間としています。
DKであった部分は、夫婦の寝室とし、吹抜けとし、内部に2階に通じる階段を設け、2階の部屋はロフト的な書斎となりました。
段差については、玄関ホールの床に合わせ和室以外は全てバリヤフリーとしました。
和室との仕切りでは、2部屋とも4本の引き違い建具で仕切られていましたが、2本引き違い建具とし、間仕切り壁として部屋分けを明確にすると同時に、将来を考え、手摺を取り付けられるようにしました。また、壁は耐力壁ともなっています。寝室、DK,居間の梁、床梁は化粧として今までの存在感を残すようにしました。
完成引き渡し時期も12月でしたので、早速薪ストーブでゆったり暖かい時間を過ごすことができました。

吹き抜けを上から見える家

京都北部、大江山の麓に位置する古民家です。建物は築100年程の農家だった家です。過去2回程大きな改修を行って来ています。一度目は茅葺き屋根から日本瓦屋根に改修し、二度目は炊事場等が土間から床上に変わった頃改修した様でした。一階の階高は高く、屋根裏の大きな床上に変わった頃改修した様でした。1階の階高は高く屋根裏の大きな建物です。建築主は50代半ばのご夫婦で現在祖母の3人暮らしで、子供さんは都会に出ている状況です。今回の改修要望は祖母さんは離れの建物に居住されているので、母屋に祖母の部屋を造りたい、また間取りを含め水回りを刷新したい、現在屋根裏は玄関ホール横の廊下の天井面にスライドタラップ階段を利用しているので固定階段を設置し、屋根裏に物入兼小部屋を造りたいと願っていました。水廻りはキッチン・風呂・勝手口土間、洗面、小部屋(洋間)、トイレを煩雑で狭く、窮屈な状態になっているのでゆったりした間取りを要望されていました。

設計にあたって祖母の生活、屋根裏部屋の為の固定階段の新設水廻りの刷新、煩雑の解消が大きな課題としてありました。まず階段の設置について設置場所により全体のプランも大きく変わるため色々と想定した結果、今と背中合わせの寝室の収納部分に階段を設置することがベストと考えました。そして居間、和室ゾーンとDK、老人室ゾーンに区分けしました。建物全てをバリアフリーとすることは不可能でしたので、居間とDKの境界1か所にH=275の段差を設け2つのゾーンに分けました。DKゾーンはDKを中心とし、洗面、トイレ、老人室への短く、明確な動線とし、煩雑さの解消と同時に祖母さんの生活しやすい空間としました。居間、和室ゾーンは屋根裏部屋、階段、寝室を、居間を中心とした空間としました。屋根裏部屋は南面に明り取りの小窓、居間側には引き違い障子窓とし、明り取りと小部屋の解放感を和らげることとしました。また、一階居間は吹き抜けとし、屋根裏部屋からは吹き抜けを上から見ることができ、吹き抜けの裸の化粧梁や木組みの見える空間とし、力強く大きなゆったりとした空間となりました。また、吹き抜けの北面に高窓があり、柔らかな明かりのある空間となり、家の中心の場であり憩いの場となってくれると思います。