こんな暮らしにも憧れるのですが・・・

 
この写真は7~8年前の風景です。のどかな田園地帯に立つ2階建ての茅葺き住宅です。私も何度か写真を撮っていたのですが。
二年前から屋根が痛み始め、とうとう昨年もブルーシートで雪を凌いだのですが、新しい母家を建て替えるために今年いっぱいで姿を消すことになりました。珍しい二階建ての茅葺き住宅です。

築年数的には、70年余りの建物なので、既に2階も天井が貼られており、囲炉裏等で燻されておりません。このため、内部からの燻の効果もないため、茅葺き屋根の痛みの進み具合も早かったのではと思われます。

今回の改築工事のご挨拶に、ご近所をご訪問。向かえに見えるのが茅葺き屋根の風景です。ここではのどかなニワトリたちの風景が見られました。そこには、珍しい烏骨鶏や名古屋コーチン、昔懐かしいプリマスロックなど、淡いブルーの卵を産むアローカナというチリ原産のニワトリなどが遊んでいました。



白い烏骨鶏です!

名古屋コーチンだとか。

ニワトリ小屋から見える茅葺き住宅の風景です!残念ですが取り壊します。
楽しくお話をしていますと、飼い主の方から様々な卵をいただきました。なんと美しい卵なのでしょう!早速、烏骨鶏の卵を卵かけご飯でいただきました。

烏骨鶏の卵のようです。

アローカナという鶏の卵は少し淡いブルーの色をしています。カメラが悪いのでわかりませんが・・・

烏骨鶏の卵は真っ黄色でした。

社内検査!完成物件2件!

 
昨日、古民家再生のお宅と新築のために離れをリフォームされたお宅の社内検査を実施しました。
 検査を受けるのは、監督員の武田さんと戸田さん。社内検査員は建築設計の山尾係長、白井課長、山本部長とストーブの販売担当ながら、こちらも1級建築士の村岡さん、検査を受ける側もする側も建築士や施工管理技士の資格は十分の猛者ばかり。
施主様からの御挨拶の後は厳しいチェックばかり、大きな手直しはなかったものの、ああすればよかったのでは、こうではなかったかというやり取りが続く・・  
 緊張した様子で早速検査の書類を用意する監督員の武田さん!彼は1級建築施工管理技士でもあり急の建築士資格も持っている方だ。
早速厳しい顔つきで検査が始まる!

彼村岡氏もストーブショップの担当者だが、1級建築士だ!



このお宅は今月末に見学会をさせて頂きます。ありがたいことです。

ついつい話が長くなっていきます。

さて次の現場は、離れのリフォーム現場です。 
担当監督は設計事務所経験もある戸田くんです!
これはなんでしょう?
設計担当の山尾くんが説明します。

これはなんでしょうか?

このワンちゃん専用の玄関だそうです。
 
さてここでも村岡さん真剣です!

何を話していたのでしょう?!
何はともあれ、無事検査は済みました。めでたしめでたし!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

特集第2段!鬼太郎の生まれ故郷!「境港」水木しげるロードを訪ねる!

鳥取県の「境港(さかいみなと)」市は知らなくても、漫画の「水木しげる」や「ゲゲゲの鬼太郎」は知っているでしょう。
 その架空漫画の妖怪キャラクターだけで、年間300万人を越える観光客が訪れるという山陰の名所?「水木しげるロード」を訪ねてみました。全長わずか800メートルの間に、妖怪をモチーフにした銅像が139体とか。まさに至る所に妖怪のオブジェがありました。
 
 


奇妙な妖怪にもかかわらず、なぜか深夜に一人で通っても怖くない印象があるのはなぜか?まさに漫画家水木しげる氏そのもののキャラクターだからなのでしょうね。


アベックも祈念?記念写真!

町のすべての商品が全て
水木しげるワールドです!

パンも!


ラーメンも







 まちは、鬼太郎はじめ水木しげるの作品1色です。この街の中でつくられるものに関しての著作権は許されているとか?いやはや、水木しげる氏の心の偉大さに恐れ入るばかりです。
極めつけは,この信用金庫さんです!みすぽらしいキャッシュコーナーにある表示


水木しげる記念館に行ってみました!



管内は撮影禁止の場所もあります!

水木作品の紹介が。鬼太郎も最初は「墓場の鬼太郎」でした。「ゲゲゲの女房」では売れますが、
「墓場の女房」ではネエ!


管内の庭にもいたるところに妖怪が・・


 日本の都道府県の中でも、もっとも地味な県を代表する「鳥取」に年間300万人以上の観光客が訪れる地があるなんて皆さん知っていましたか?
 今では、外国人観光客も多いようです。私が訪れた時も中国からの団体客がありました。
おまけです!鳥取に行ったついでに島根県の安木にいき、「安木節」を聞き、「どじょうすくい」を習ってきました。

 
 


山陰の旅も楽しいものです。
 

ブログ400回記念特集:魅惑のパワースポット?!出雲大社への旅!

 
今年も業界関係者と山陰・出雲への旅を体験!三度目の出雲大社参拝ですが、今回は大きなパワーを頂いてきたような気がします。
 「天孫降臨」「神々の伝説」など、私にはあまり興味のない地と考えていましたが、今回「平成の大遷宮」として本殿の屋根をはじめとする大工事の出雲大社「正式にはイズモオオヤシロというらしい」を訪れ新たな発見をしてきました。
入口にあるさざれ石(君が代の唄にある)
石の裏はこけが生えていました

ガイドさんよりお清めの作法を教えていただきました。一番目に左手、二番目に右手、最後に左手に水をため口をゆすぐ、そして柄杓を洗う手順だとか

新たな発見のひとつが、平安末期に今の15階高層ビルに匹敵する16丈(48m)の高層神殿があったというお話です。平成11年の9月に実際に発見された巨大な柱の根元の部分が発見されたことで1000年も前に、今でいうスカイツリー並みの技術で高層建物が建てられていたというのです。そのことだけでも、この地にはパワースポットに値する大きなエネルギーが存在するような気がしました。

一番のパワースポット大国主命の像の前でパワーをいただく

そしてこの出雲大社だけは二礼四拍手(普通は二回)一礼にて参拝!今は仮殿です。
 

そして、高層神殿の遺構発見の説明を!

スカイツリーもびっくり!
1000年前の高層神殿です。


復元代の柱、三本に束ねた柱の大きさ!


さすが業界関係者です。全員屋根の葺き替え工事の寄付をされました。もちろん私もです!
桧皮葺の原寸模型です。
 

 

こちらは天皇家と同じ世襲制。第84代目の出雲大社宮司のお屋敷です。千家尊祐氏宅
世襲ということは、神武天皇の弟様の代からの世襲ということになります。



最後に神楽殿の大きなしめ縄を拝見!
 
 
 
 
工事中の本殿は屋根しか見えませんでした。
次は水木しげるロードを紹介です!
 

これ何の花畑?御存じですか?安全パトロール!


 
 
 
これは、建築現場の鉄筋の頭に安全の為の保護キャップです。
そのキャップの数は数百個。いや千個以上ですね。黄色いキャップのお花畑ですね。

私達建設業者は、労働災害の多い業種として日々問題にされておりますが、災害の防止にも努力している業界団体なのです。
「建設業災害防止協会」というのがあり、年に数回、労働基準監督署や国、府、市の関係者と共に現場パトロールを実施しています。
 年々、現場の安全体制は進んでおり、10年前とは比べ物にならないくらいのレベルになっています。ただ残念なことは、業界がこのような努力しているにもかかわらず、発注者側は安全の要求はしますがお金は見てくれません。入札金額は下がる一方です。若い人たちが減り、今この業界は低迷の一途です。
今回土木の現場2か所と建築現場を1か所パトロールしました。総勢20名です。当社からも私と安全指導員の和泉君が参加しました。

最近の建設現場は様々な工夫をしています。

 

 
企業努力で地域への緊急警報機をつけたり、投光器をつけたり、また雨量計で危険を伝えたり、その努力は大変なものです。


現場事務所もきれいですよ!

今はどの現場も熱中症対策がメインテーマです。



地域へのお知らせや安全への取り組みを紹介!

高所作業も安全に配慮しています。



 若い人たちに夢を与える為にも、もっと生き生きとした建設業を見せたいと考えています。

あれから4カ月!もうすぐお引き渡しです。

 
3月のブログで紹介いたしましたお宅の古民家再生がまた一つ完了いたします。

立派な梁が印象に残るお宅です。


古民家の再生工事は、新築より手間も時間もかかります。昔の匠とのコラボレーション!それだけに監督も大工も、そして誰よりも施主様が、完成した時の喜びは一入(ひとしお)です。





天井の明りは自然光も取り入れています。
屋根にトップライトを設けましたました。