阪神大震災から15年!将来の安全にいくら払う?

地盤減震システムを活用したニュー「蔵漆」住宅。実現へ!

  1/17には、6434人の犠牲者を出したあの阪神淡路大震災から15年目を向かえました。関西の人であれば誰でもあの日のことが脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。

関東で育って“地震慣れ”していた私でさえも、「関西でもこんな揺れの激しい地震があるのか?」と、跳び起きてきた娘とまだ暗い外を眺め、あわててテレビのスイッチを入れたことを思い出します。

 昨年も、そんな思いで朝日新聞の防災の特集記事を読んでいた時に、目に付いた内容が次のような記事でした。・・・・・

”低コスト化実現”  シート2枚

これらの免震住宅に300万円前後が余計にかかるため、コスト面で敬遠する人も多い。この為、安価な技術の開発も進む。 地盤測量会社ビイック(東京)が昨年4月、「地盤減震システム」という名前で販売を始めた「シート免震」は、建物と地盤の間に特殊な樹脂シートを2枚重ねて敷くだけ。震度5以上でシート同士が滑り出す仕組みだ。 地震でずれた建物を元の位置に戻す仕組みが無いため、約150万円で済む。地震で建物は約5?ずれるが、住むのに支障はないという。小島修社長は「最低限必要な性能にして価格を抑えた」と話す。・・・・・

震度5以上の安全対策を買う?

 震度5といえば、阪神大震災で関西の多くの人が感じた「揺れ」の状態か、それ以上です。本棚や家具が倒れそうな状態の時に効果を発揮するという、このシステム。一生にそうあるものではないが、この程度の値段で“命と家が補償できるのならおもしろい”と考えて、私がビイック社の佐藤さん達とお出会いし、実際の建物を見学させていただいたのが、昨年の2月4日でした。

 あれから、早いもので1年が経ってしまいました。夏には、実験的モデルとして当社の資材倉庫前にこの地盤減震システムを取り入れた「公衆トイレ」を完成させました。

 今回いよいよ、当社の蔵漆ニューモデルに、この地盤減震システムを取り入れた基礎で、当社の住宅を売り出していく計画です。

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