刃物の町三木市へ!JMRAきんき民家塾第2回講座より

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大工道具の町、三木市を訪ね「カンナ」の製造所を見学させていただいた。今回久しぶりの長ブログになります故、よろしく!
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神戸電鉄「三木上の丸駅」(無人)に集合し、三木城址の下にある商店街を歩き、先ずは
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国登録有形文化財ともなっている包丁の老舗「三寿〴刃物製作所」さんへ。
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見学最初から、興味ある刃物が一杯!「包丁が(高知)より安い!」今度、刃物市のイベントには是非来てみよう!
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続いては、こちらも登録文化財の玉置家住居。最近まで「おばあちゃん(90数歳まで)と娘さん(?)の二人で暮らしていたとか」
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当社で予定されている2軒の蔵の改修の参考に写真を!
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古い建物の街並みを散策しながら、
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ある意味これもレトロですよね!
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こちらも登録文化財の旧小河家別邸へ。こちらはお客様をお迎えする別荘で回遊式庭園となっている。
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午後は、今回講座の一番の目的の「山本鉋製作所」さんへ。途中酒蔵があり、帰りには寄ることに。
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早速、工場の中に。伝統工芸士でもある山本芳博さんは、息子さんと二人で鉋を製作しておられた。
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炉の火の原料である重油の匂いと熱気、そして回転するモーター音。民家の裏手になるのだが、小さな町工場の雰囲気が伝わってくる。
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鉋を作るために、炉に鉄を入れて成型してゆくのだが、ここで初めて知ったことがある。
この鉋の刃の材料である鉄は、すでに現在では作られていない「錬鉄」というものだった。
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パリのエッフェル塔や昔の線路に使われた時代の鉄を見つけてきては、再度板にたたいて加工して、そこに鋼(はがね)を張り付けて鉋の型を作り、砥ぎ仕上げるというものだった。DSC07008
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今では、大工さんでも使う機会が減ってしまった鉋だが、大工さんが自分で砥いで使うためには、「この錬鉄で作った鉋しかあきまへん!」とのことだった。この山本さんの鉋を使っている大工さんは、まだまだ日本にはたくさんいるのだろう。少し安心!
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これは、鉋の台を平らにする鉋です!
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講座の最後に、三木市立金物資料館を見学。木下館長の楽しい講座にもみなさんご満足!
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最後に金物神社を参拝して第2回の講座を終了。良い一日となりました。
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ながいブログにて失礼しました。

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