梅雨の合間の建前!?


先週、当社が販売していました宅地に、買主様が新築住宅を計画され、無事念願の上棟式を挙行することができました。
今回の住宅を計画された御夫婦は、私の子供たちと同じ30前後の世代の方たち。新築に携わった世代も30代。現場を管理する監督も、自らも新築を計画している30代です。
当社は、「mukuru夢来」という若い世代の注文住宅にも挑戦し、オリジナルの住宅を希望されている方の夢をかなえることを何よりの喜びにしています。
今回の住宅も、今までの構造材とちょっと違っています。構造材はすべて国産材、土台にはヒノキを使用していますが、多くは宮崎県のオビ赤杉を使用してみました。
杉には、脳と自律神経に作用して鎮静リラックス効果があるようです。「奇跡の杉」でも有名になった特殊乾燥技術をもつ愛工房さんの杉でつくった化学物質過敏症対策のベットやセラピー効果のある部屋などは有名になりましたね。
今回当社は、神戸の「木童こどう」さんという木材会社を通じて構造材を仕入れています。
震災の影響のある新建材や設備機器が、今回ほとんど使われる予定がなかったため、ほぼ順調に建前をむかえることができました。大雨の予想された金曜日でしたが、当日は晴れ間となり、上棟をむかえる日としては申し分ない一日でした。
お天道様とお施主様に感謝!感謝!
大雨が予想された金曜日!朝礼と施主様のごあいさつの後いよいよ作業開始です!


大勢のギャラリーに見守られた建前です。大工さんも午前中は緊張していました。

午前中は大分捗(はかど)っていました。

今回構造材に丸い穴・ホゾが見えますが、これは込栓(コミセン)という仕口や継手などを固定する堅木の栓を埋め込む穴なのです。

おかげさまの天気で、午後には棟上げができました。



屋根仕舞いは杉の合板を貼り、その上にビルボードという防音と遮熱のための材料を貼ります。
屋根はGL鋼板葺きにしました。もちろん、屋根裏には断熱のためのセルロースファイバーを乾式吹き込み工法というデコス社の工法で吹き付けます。

建前には上等?の日でありました。

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