雪降りのあとの煤竹洗い!初めての経験に!


改修が進む綾部の2軒のお宅に使われる煤竹の洗浄作業を行いました。4年前、勅使の古民家に使用した煤竹は、茅葺民家2軒分の量でしたが、煤竹を洗うだけで1週間以上かかりました。その時作業に従事してくれたのが、当社のOBの岡野千鳥さん。今回も岡野さんにご指導をお願いして、煤竹の洗浄作業を行いました。まずは、先日現場監督の武田さんが、真黒になって取り外してくれた綾部のお宅の煤竹から。
今回は、全員初めて経験する人ばかり。営業企画の山本部長と建築部の戸田さん、そして指導者の千鳥さんの3人で午前中から、当社倉庫前の大内川で作業開始です。ところが、日中どんどん気温が上がり、前日の雪が解け始め、にわかに川は増水を始めました。
事前に用意したクレンザー付きの金タワシはすぐに無くなり、急きょクレンザーとタワシを買いに走りました。
 増水する水の中で、水浸しになりながらも一日かけて相当量の煤竹を洗い上げることができました。
 夕方からは、営業企画の山尾君、中村さんも加わって、和やかな煤竹洗いの一日となりました。

前回は、中学生の実習も兼ねて、今回と同じ大内川の橋の下で洗っています。この時は水が少ないですね。今土木部の吉井千智君も一緒に洗っていますね。

当時洗いあげた煤竹を!

このように天井に並べて仕上げました。これが勅使の古民家です。

今回綾部のお宅の現場監督の武田さん。真っ黒になり、

この天井から・・・・

この煤竹を取り外してくれました。

今回初めて煤竹洗いに挑戦する山本部長と戸田君です。

早朝までの雪降りも止み、にわかに春の気配の中、

夕方からは、二人の営業企画部社員も加わり



見事な煤竹をたくさん洗浄できました。

さっそく現場監督の武田さんは、綾部の現場に運び入れておりました。1~2週間後には、きれいに整えられた煤竹作品がご覧できると思います。お楽しみに!

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