ニュー蔵漆完成!・外観編


1月末から始まった、この建物が完成した。これから、次のステップが始まります。
ヤマボウシが本当の森になった時、森を眺める住人の姿が思い浮かぶようだ!
この家に住む人は・・・・果たしてどんな人なのだろう?・・・・・

ついに根負けです!ツバメの巣が・・・・・

家を新築してから十数年がたちました。新築当時から、ツバメの襲来により家の中の襖をフンで汚されたこともありました。当家の女性陣(娘を除く)は、大の鳥嫌いです。そのため、これまであの手この手を使い、巣造りをご遠慮願っていたわけですが、とうとう当家の一番綺麗にしておきたい場所に巣をつくられてしまいました。当分、養生シートで汚れ対策です。こうなったら、毎日ツバメの夫婦の観察を続けたいと思っています。このツバメの夫婦とても仲が良いようです。一時、巣ができないように妨害していましたが、夫婦して何度も挑戦してくる姿に、私が根負けした次第です。うちの嫁さんは見ようともしていません。・・・・・

実は当社は本来土木が得意な会社なのです!

これまで私は、建築に関する話題ばかり取り上げてきました。その為、当社は建築オンリーの会社のように思われていますが、実は得意なのは、むしろ土木なのです。元々先代の創業者は、農業土木で岸下建設を創り上げた人です。「ほ場整備の岸下」と言われるほど、この京都北部では知られていました。ですから現在でも、当社の工事高の半分以上は土木工事によるものと言えます。職員の半数も長崎専務を筆頭に土木担当の職員です。今日は、久しぶりに主な土木の現場を見てきました。その報告をしたいと思います。
まずは、夜久野の河川工事と道路改良が一緒になった土木事務所発注の工事です。

昔の得意だったほ場整備の技術が生かせます。オペレーターは当社OBの山崎さん(当社一級建築士の山崎君の父)です。


こちらは夜久野の道路工事です。手前に写っているのは、入社三月目になる見習いの黄前君。遠くで重機とダンプ作業をするのは、長崎専務と入社二年の嶋野君。写真のような石積みが民間工事でいきてきます。

こちらは福知山市内での福知山市発注の下水道工事です。道路にボックスカルバートというコンクリート製の管を布設しています。今日はピンチヒッターで建築部の山崎君が管理してくれていました。



こちらは、宮津市の大手川です。土木事務所発注の河川工事です。5~6年前の23号台風で大きな災害を起こした河川です。その最終仕上げの工事です。土木事務所曰く「土木事務所の工事の中で最大の難工事だ!」と言われたようです。29才の高嶋君ボー然としていましたが、私が「この仕事が無事に終了できたらすごいことだな!」と言いましたら「そうですね!?」と苦笑いをしてくれました。私はこの彼の苦笑いに一番期待しています。

後ろ姿が見えるのが、高嶋君です。一女のお父さん!期待してまっせ!


こちらもまたまた土木事務所発注の宮津の大手川の河川工事です。たまたま、近くで二つの河川工事を受注する運に恵まれました。こちらを担当するのは、高嶋君の大先輩の和泉君。こちらも大変な工事です。現場が3ヶ所に分かれ、大江山スキー場というところに20,000m3(11tダンプトラック3600台分)の土を盛る工事も入っているのです。彼は今ちょっとお疲れ気味かな?天候の悪さもありますね。今年の梅雨がカラ梅雨だと良いのですが・・私も毎日仏壇の前でお願いしております。(ちなみに私は毎日、仏壇にお茶を供えて般若心経を唱えております。余談でした・・)

現場監督の和泉君(左)と協力者の高橋さん。

以上は、ほとんどが公共工事ばかりですが、このような現場があるからこそ、「地盤減震」や建築の外構、造園といった仕事が出来るんだと、私は確信しておるのです。・・ちょっと気負いすぎかな?・・かくいう私には何の技術もないのですが・・・

福知山の「市民勉強会」という講演会に行ってきました。


5月22日の土曜日、市民会館での「どうする福知山実行委員会」という福知山市も後援されている公開討論会に参加してまいりました。講師は,TVタックルなどでおなじみの大学教授で政治学者の「福岡正行」氏と福岡県大野城市の市民部新コミュニティ課長の「見城敏明」氏。参加者数は200名余の方々が聴講されました。
 政治学者の福岡氏は以前から自民党政治には辛口の発言で印象があり、政権交代が起こってからの彼の発言はどうなのかといったことに興味があったので、ぜひ参加したいと思い行ってまいりました。さらに興味があったのは、福知山市よりやや人口の多い福岡県の大野城市(94,287人)の職員がナント!384名という、福知山市の三分の一(病院職員を除いても二分の一)の数でできる行政がどんなものなのか?そこで働く新コミュニティ課長見城氏とはどんな方なのかということでした。
 まず、最初に講演された福岡氏の第一声は「民主党は自民党よりひどい!」という内容の発言。危機管理意識のないこの党は、本当に国の舵取りができるのかということでした。・・確か彼は、民主党の隠れた?応援団として発言をしていたはずなのに・・と思いながらも、ズバズバ!いう民主党政治批判、それに対決できない自民党批判と、今の国民の大半が感じている政治不信感を代弁してくれているようでした。彼曰く「今度の参議院選挙は民主は大敗、自民もダメ!これまでの政党はダメ!伸びるのはある第三の政党だけでしょう?」といっておられました。

 
さて、もう一つの興味があった大野城市の見城課長の講演ですが、94000人余りの人口に384名の市職員、市議会議員も20名(福知山市は32名今度減っても26名)に300億円の予算だそうです。行政サービスが悪いのでは、と思いきや。窓口での待ち時間、最長で5分まで。ワンストップ対応で、窓口をタライ回ししない、職員が出向いての窓口対応とのこと。市のコールーセンターは朝の8時30分から夜の9時30分まで対応していますとのこと。住民の声を優先させた共働のまちづくりや有償ボランティア(基本的に無償にはしないとのこと)による合理的な行政対応など、福知山市の職員の方が聴講されたらと思う内容が一杯でした。

 講演の後は、お二方による対談、さらに質疑応答による意見発表と、ちょっと質疑・討論の時間が短かったような気がしましたが、あっという間の2時間30分でした。
 残念なのは、聴講者の方々の年齢層がちょっと高いような気がしました。私自身が57歳とけしって若くないのですが、会場では若い層に思えました。若い人たちの政治不信・行政不信、これからの日本が心配です。

こんな建売住宅!知ってますか?高級古材=古財ばかりの家

この度、完成する茅ノ台の家「ニュー蔵漆」は、岸下建設(株)が、過去に経験したことのない設計や材料使用を行っています。これまでも、地震に対する「地盤減震システム」の基礎工事等についてご紹介してきましたが、今回は、建物の中味についてのご紹介をしていきたいと思います。当社が古材=古財を使用しての新築住宅「蔵漆・クラシック」を立ち上げて三年が経過したわけですが、更に古材=古財をふんだんに活用してみました。その材料使用のご紹介をこの動画でご覧頂きます。

太陽光発電について…最終回

 ところで皆さんは、太陽光発電の取り付けられている家庭で作られた電気エネルギーは、そのままその家庭の電気に使用されているとお考えでしょうか?
残念ながらそうではないように思えます。太陽光発電装置の屋根からつくられた直流の電気は、パワーコンディショナーという装置を通って交流電流に変えられます。そこから、電力会社の交流電流と合流して一般電力として供給されていく仕組みになっています。ですから、発電者の家庭の電気設備に直接!供給されているようには思えません。
例外として、電力会社の供給を断ち切り、独自で直接自らの家庭用に供給設備を作ったり、家庭内に蓄電設備を設置して、独自の供給を行っている場合は別ですが、通常の電力会社の供給を受けながら太陽光発電をしている場合は、自らの屋根の発電エネルギーは直接そのまま使われていると理解すべきではないと思われます。
つまり、私の家で使われている電気は、電力会社から供給されている電気のみを使用しているのであり、屋根で発電された電気は、電力会社に供給しているだけと考えるべきなのです。昼間太陽光発電した分の電力量と家庭内で使用した電力量を置き換えて(これを自宅で使用の自家発電量としています)、相殺して余った数字の電力量が売電として、電力会社に購入していただく数字となるわけです。ですから、売れる電力量の代金だけが最近倍になったということなのですが、昼間使用する電力が多い家庭はあまりプラスになりません。
私も自らの屋根で発電された電力は、自分の家庭で使えるものという考えでいましたが、やむなくあきらめました。そのためには、それなりの機能が必要となり、発電されない時のための蓄電機能一つ考えても高額で、何年かに一度は変えなくてはいけない等の弊害があり、今の方法を選択してしまいました。
ですから、現在の家庭用太陽光発電を直接自宅の電気設備に使用しているお宅というのは、本当に少ないのでないかと思っています。
当然、通常の停電が起これば、電気は使えません。ただ唯一、パワーコンディショナーに自立運転機能が付いている設備で、その切り替え設備から配線されたコンセントに限り、しかも太陽光のある場合に限り、停電時等でも電力機器の使用が可能なのですが。
ま、極端にいえば、停電してしまえばほとんど使えないと考えたほうがいいでしょう。
このような事実を知っている人も少ないような気がしています。
太陽光発電には、先ほど述べました「パワーコンディショナー」が結構大きな役割を持ちます。こちらは、簡単に言うと「太陽光発電の直流電流を交流電流にする」役目をする装置ですが、この機械が機能しないと電気が供給されません。(つまり売電できません)
この「パワーコンディショナー」には、9割近くのものに自立運転機能が装備されていると思いますが、中には装備があっても業者自身が知らないで何ら対応できるようになっていない。ともお聞きします。
現在訪問販売等で太陽光発電を設置する人もいるようですが、このような知識を本当に業者が説明できているのか心配してあげます。
特定非営利活動法人 太陽光発電所ネットワークというところが、「太陽光発電の賢い使い方―停電・災害時の自立運転コンセントの活用―」という冊子やホームページをだしています。http://www.greenenergy.jp/ です。参考にしてみてください。
ところで、こんな文章を書いているからというわけではないのですが、先日突然我が家の太陽光発電がストップいたしました。以前は、落雷等があるとよくパワーコンディショナーが止まって、復旧に手間がかかったのですが、5~6年前にシャープさんが、無償でパワーコンディショナーを替えてくれましたので、このところ故障がなかったのですが・・・
先日、突然パワーコンディショナーの中のスイッチがOFFになっていました。復旧していただいたのですが、今回またもや、パワーコンディショナーを新しくしてくださるとのこと。これはわたくしの勝手な推測なのですが、シャープさんにしてみれば、前回の我が家のコンディショナーの装置もそうなのですが、一つのモニターとして、どのような故障が発生するのか確認したいのではないでしょうかね?11年以上使っていると、結構いろんなことが発生しており、データーが必要になってくるのではないかと思っています。
しかし、このシャープさんのように適切な対応をしてくれるメーカーばかりならいいのですが、現在メーカーが20社近くあるようなので、今後のトラブルが心配ですね。
今後、予測されるトラブルとして
① 屋根の雨漏りのトラブル。
② 発電量が少なく、話が違う。
③ パワーコンディショナーのトラブルや不適切な業者の対応。
④ 停電時の対応のトラブル。
等が想像されます。基本的には単純な構造の装置なので、それほど故障はないと思いますが、長い年月をかけないと費用回収が不可能な装置ですので、信用のおける業者や、近所にメンテナンスのできるメーカーであることが重要なポイントになると思われます。
どうぞ、皆様も以上のことをお考えの上、太陽光発電の装置をお選びいただきたいと思います。
太陽光発電の普及についての私なりの危惧する点を書いてみました。

太陽光発電について・・その2

さて前回の続きです。
まず、はじめにお断りしておきますが、私は太陽光発電の普及を反対しているものではありません。むしろ喜ぶべきことだと思っています。
 ただ、今の普及の有り様が、果たして、良いのか?悪いのか?疑問を感じているだけなのです。
  ご存知のように、今の太陽発電の装置であるソーラパネルの発電材料の主流としてシリコンが使われています。ネットで調べた知識によれば、このシリコン10グラムつくるのに電力が約3kw必要だとのこと。1w発電する太陽電池を作るのにシリコン樹脂が10g必要だとか。書かれてありました。ということは、このシリコンをつくるのに、太陽光発電だと3000時間かかるということです。ですから、この太陽光発電の設備をつくるために大変な量の電力が必要だということをお考えいただきたいと思います。
 ちなみに、1kw当たりの発電単価を比べますと、火力発電などは4~5円程度、原子力発電はその倍ぐらいとのことです。太陽光発電だと火力の10倍以上の発電単価になるというようなことが書かれていました。
 この太陽光発電は、最初から「エコ発電」なわけではないのです。どちらかというと、大量な化石エネルギーを使った装置であるけれども、いまのところ今後減価償却していくうちに「自然エネルギーによるエコ発電の可能性をもつ」装置だと考えてはいかがでしょうか。
 ですから、国家的な規模の見地からすれば、当然今は、この太陽光発電装置に多大なエネルギーを費やしているわけで、エコといえるまでには多大な時間がかかるのではと推測される訳です。
ところで、私の家の11年間の発電量の記録を前回お知らせいたしましたが,5.44kw/h(電池モジュール40枚)の発電装置で年間やっと5000kwの発電量なわけです。
これを、電力料金に換算しますと25円と考えて*5000kw=125,000円なわけです。これで、11年間を計算しても、1,375,000円です。
補助を受けて、実質かかった金額を2,500,000円としても単純に20年間かかる計算です。
しかもこれは普通の家庭の2倍の装置を使っての総額です。また、最近は発電量も衰えていますので更に計算通りにはいかないと思われます。
今の時点でこの太陽光発電装置が「数年で元が取れる!」などという地域は、一年中晴れていて、日本では太平洋側の雨の少ない地域で、かろうじて可能なのかな、と思えるぐらい少ないのではないでしょうか?
ですから、「やめときなさい!お金を浮かそうとするなら!」。というわけは、このことのアドバイスだとご理解ください。現時点で「元をとる!」のはまだまだ早いし、特にこの山陰地方では、「お金が浮く!」などというのは論外の話と思われます。
私は11年前、この装置を設置するにあたり、不十分ながらこのことを予測したうえで、この太陽光発電装置を設置したつもりです。ですから、太陽光に限らず、風力等の自然エネルギーによる将来の発電能力の進化に期待して、この装置を導入しました。さらにカッコつけるならば、節電意識の高揚のためかもしれませんね。大きなエネルギーを消費する様々な電気装置を付けておいて何をいまさらとお思いでしょうが、だからこそ、我が家の電力の消費量に驚いたのも事実なのですから。
ちなみに、今回プライベートな当家の11年間の電力消費と発電の記録を掲載いたします。
    年間支払金額 総電力買取量  年自家発電量 年自家発使用量 年間売電量 
H11~12  475,583円  18,735kw    3,231kw    2,667kw  1,033kw
H12~13  448,435円  24,762kw    5,087kw    4,018kw  1,069kw
H13~14  461,872円  24,275kw    5,115kw    4,124kw   991kw
H14~15  491,744円  27,561kw    4,786kw    3,960kw   826kw
H15~16  446,590円  25,934kw    4,268kw    3,531kw   737kw
H16~17  414,803円  24,259kw    4,816kw    3,799kw  1,037kw
H17~18  429,320円  25,939kw    4,457kw    3,634kw   823kw
H18~19  433,545円  25,934kw    4,314kw    3,673kw   641kw
H19~20  383,828円  22,900kw    4,377kw    3,595kw   782kw
H20~21  409,760円  23,215kw    4,003kw    3,329kw   674kw
H12~13  365,107円  20,085kw    3,628kw    3,036kw   592kw
以上から、11年間での関西電力への余剰電力の売電量は 9,205kwということになります。
売値kw当たり25円としますと、25*9,205=230,125円ということになります。1年平均で20,920円ということですね。月だと1,743円売っている計算ですね。(最近は売値が倍になりましたのでもう少しアップしていると思います・・)
次回に続きます。

うれし、かなし・・太陽光発電の普及と今後の行方を考える。


-太陽光発電の普及と商売のあり方について考える。-
昨年から、また太陽光発電に対する国費を使った補助制度が復活しています。経済産業省が1kw当たりの発電設備に対して7万円の補助をするということや、自治体が補助したり、電力会社がこれまでの約2倍の料金で発電された余剰電力を買い取るというシステムが登場したりで、太陽光発電に非常に有利な状況が生まれています。

私が岸下建設(株)で、自宅を新築した折に、屋根に太陽光発電設備を設置したのが、今から11年前のことです。
今その当時の記憶が定かではないので、会社にあるわずかな資料を見てみると、当時のシャープの住宅用発電システムの京都支店からの見積もりで、5.44kw/h(電池モジュール40枚)で消費税込5,667,963円となっていました。そして、このときの補助金の額が340,000円*5.44kw*1.05=1,942,080円という算出根拠の数字が残っていました。
当時、私は太陽エネルギー発電に興味を持ち、エコという視点から、様々なエネルギー発電を志向してみようとする一環として、このソーラーパネル設置を決断したのです。
当然設置にあたり、大阪や和歌山にあるシャープの生産施設や研修施設を訪れ、設置の問題点や設置方法等を職人さんとともに学んできました。そして、その学んだ職人さんたちと屋根に上り、初めて設置したのが、私の自宅のソーラー設備というわけです。
当時の私の家の設備は、新築のコロニアルタイプの屋根材のため、設置は比較的処理しやすく、雨漏りや積雪に対しても大丈夫だろうということで納得して設置いたしました。
ただ、設置後まで、積雪時の雪の落下状態については予測できませんでした。
当時から、中古住宅の屋根や瓦屋根対応の資材や工事方法も勉強しましたが、古い屋根の雨漏り対策に対して、若干の不安がありました。
40枚のパネルの設置や通産省からの補助金をもらうために、パネル1枚1枚の番号の確認と写真撮影、設置現場の撮影など、様々な勉強をさせていただきました。補助金は、モニーターとしての報告もしなければならないため、毎月どのくらいの発電量があり、どのくらい売電したのかなどを、補助機関に2~3年ほど報告をしていたと思います。
もちろん発電の量にも驚かされます。私の家は自慢ではありませんが、周囲に障害物のない高台にありまして、屋根も南向きで太陽光発電にベストな屋根の形態でありましたが、12月~3月の時期に関しては、とても満足できるような数字にはなりません。

山陰地方特有の空の状態は、12~3月頃までの太陽の光の状態といえば、太平洋側の半分の日射量しかないのではと思われます。
 これまで、私はいろいろな方々から、この太陽光発電設備の費用や維持や売電について様々な問い合わせを受けておりますが、その都度自分なりに商売を抜きにしてお答えしていることがあります。それは、この太陽光発電を簡単には進めないことです。「やめときなさい!お金を浮かそうとするなら!」です。
その答えを、様々な事実関係や中味を踏まえて何回かに分けて検証し、ご判断していただきたいと思います。

 
今回は、我が家がこの11年間で、どのくらい発電をしたのかをお知らせします。
1999年3月発電開始。
1999年(3月~翌年2月)の発電量   3231kw
2000年(3月~翌年2月)の発電量   5087kw
2001年(3月~翌年2月)の発電量   5115kw
2002年(3月~翌年2月)の発電量   4786kw
2003年(3月~翌年2月)の発電量   4268kw
2004年(3月~翌年2月)の発電量   4816kw
2005年(3月~翌年2月)の発電量   4457kw
2006年(3月~翌年2月)の発電量   4314kw
2007年(3月~翌年2月)の発電量   4377kw
2008年(3月~翌年2月)の発電量   4003kw
2009年(3月~翌年2月)の発電量   3628kw
                 
以上この11年間で、約48000kwの発電をしていることになります。
 最初に40枚のパネルと書きましたが、普通の家庭の屋根の2倍のパネルおよび設置規模だと思いますが、これで約1年間に5000kwぐらいの発電ということになります。ただし、10年経つうちに、汚れや劣化が始まっているのでしょう。この数年は、4000kw前後にまで落ちています。
 皆さんはどうご判断いただきますでしょうか?
このお話は次回に続きます。お楽しみに!

京都・貴船川床料理!体験記!

先日の連休4日間の最終日の5月7日。前日までの3日間を、家の草取りや掃除に没頭していたご褒美に、東京に帰る義姉を送りがてら、美山町・鞍馬を抜けて貴船まで川床料理を食べに行ってまいりました。初めての貴重な体験でした。

京都へ向かう途中の美山町での古民家風景です。昨年もここで写真を撮りました。

鞍馬に向かう途中の風景です。京都市内にもこんなところがあるのです。峠にはまだ山桜が満開でした。
それでは川床料理の動画をどうぞ!

久しぶりの投稿です!5月7日のKBS京都ラジオ注目!


五月の大型連休です。例年なら、今頃山スキーで真っ黒に焼けているところですが、今回は、連日、家での作業で明け暮れました。1日目は、冬の薪ストーブ用の薪作り、2日目は畑の草刈り、3日目は庭の片づけです。4日目にやっと、京都の貴船まで川床料理を食べに行ってきました。この様子は、明日動画にしたいと思います。
ところで、この5月。福知山の茅ノ台にニュー蔵漆の住宅が完成します。その風景は、都会の方々には想像できない住宅風景かもしれません。しかし、私たちは、あえてこの地に住宅を計画したのです。高台の一等地。パノラマのように周りが見渡せるこの地に、ニュー蔵漆として、新たなオリジナル住宅を企画したのです。
来る5月7日のお昼前に、ラジオですが、KBS京都が、この住宅についての電話取材をしてくださいます。テーマは、「地盤減震システム」についてです。関西で初めてというこの減震住宅を取り上げていただきます。映像ではないのがチョッと物足りないのですが、私が電話口で応対します。興味のある方は、7日の11時30分から12時の間だけKBS京都をお聞きになってください。