家造りに「集いの場」を考える

最近、マスコミに取り上げられる話題の中で「切れる子ども」のことが多いのが気になります。特に小中学生の変化が著しいとのこと。

 廊下で肩が触れただけで、胸ぐらをつかむ。授業中に注意され、ものを投げたり暴れるなどして、相手に病院に行くほどの怪我をさせた例が1万件を超えたそうです。

 原因は色々あると思いますが、家庭環境のつらさを背負った子が多いような話しもあるとか。昨今の不況の影響で、親にも余裕が無く、家庭内で満足に会話が無いのも一因なのではと思います。

 昔なら、家が忙しかったり、貧しかったりしても、家にはおじいちゃんやおばあちゃんがおり、少なくとも食事や留守番を一人で過ごすということはなかったような気がします。

 昔の家には、子ども一人一人の部屋がなかったかわりに、みんなが一緒に「集う」部屋がありました。囲炉裏や薪ストーブといった温もりの場がありました。

 「目を向ける大人をもっと」という視点も大事ですが、昔のように自然に家族や子ども達・近所の人達が「集える場所」があったら、少し問題が解決するような気がします。そんな家造りを考えたいと思います。

立原地蔵祭りの家族

縁側での会話

薪ストーブを囲んでの食事

畳に座卓もいいもんです!

囲炉裏に外国の子ども達も大喜びです。

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