かねてより耐震診断や耐震リフォームに力を注いでいた当社ですが、この春より「地盤減震システム」という東京のビイックという地盤会社のシステムの導入を考えていました。 この度、この会社のご協力を得て、当社の資材倉庫の入口である京都府道沿いに、このシステムを利用した「地盤減震」の公衆トイレを作成するプロジェクトに取り組んでいます。 簡単に説明すれば、地球という大地と基礎の底面を滑り材で分断し、震度5以上の揺れに対して滑りシートから上の基礎・建物を滑らせることにより、建物の振動をおさえるという構造のものです。 詳しくは、「地盤減震システム」ビイック株式会社(http://vic-ltd.co.jp)のホームページをご覧下さい。 完成は8月。8/22の当社社屋のある立原地区の地蔵祭りの日にお披露目を予定しています。完成の姿は、近代的な装置とは裏腹に古民家風な公衆トイレとなるようです。お楽しみに!
ベースコンクリの上に防水シートを敷設します。
次に下側の滑り材としてのシートを敷設します。
次に上側のすべり面になるシートを敷設します。この上下の面が地震時の震度5以上の時に滑りを起こすことになります。