いまはもう秋・・大江山へいらっしゃーい!!

9月も本日で終わりです。暑い暑い夏でしたが、2週間前の台風以来、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。当地福知山の大江町、由良川沿いの集落は多くが水に浸かりました。これまで台風では多くの被害に泣いてきた大江山の麓の仏性寺地区。今回はあまり台風の被害を受けずに済みました。
この地域は4~50年前に、福知山市内に移転され、廃村となった場所です。今再びログハウスや古民家再生によって、訪れる人が少しづつ増えています。一度いらしてみてください.これは写真動画です!

こんな所で土木も活躍!里を守る!山・川を守る!古民家を守る!

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当社はもともと土木工事中心の会社でした。その技術は今も引き継がれています。もういくつ目になるのでしょうか?この夏、福知山市三和町の集落の山間で、谷と集落を守るための治山工事で小さなダムをつくりました。小さいといっても600m3のコンクリートが使われています。現場の担当は土木のT君。彼も入社以来いくつかのダムをつくってきています。
 当社は古民家再生を掲げていますが、限界集落といわれる里山集落を守ることから始めなければ古民家を守ってゆくことはできません。福知山には、日本で最初の治山ダムを築いた歴史が雲原地区というところに残っています。当社は、その治山ダム再生工事にも参加した実績をもっています。
 ストーブ「火」も、木造「木」も、土木「土」もすべて古民家再生・田舎再生とつながっています。だから、火木土kamokudoはその拠点を目指しています。
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出産の聖地・安産の神様で有名な大原神社のある福知山市美和町には、まだまだ茅葺屋根に鉄板が葺かれた古民家がたくさん残っています。
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そんな集落の奥の山間の谷に今回のダム工事現場があります。
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ダムの裏側には京都府内産のヒノキを使った木材型枠(残存型枠といいます)を利用してコンクリートを打設して作ります。
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このダムの下流には2軒の古民家があります。
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この小川の上流にダムはあります。
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そんな工事現場でした。あとは京都府の検査を受けるばかりになりました。それまで台風が来ないことを現場は願っています。
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きんき民家塾・・滋賀高島市より・・その②

さて、きんき民家塾の研修の後半は、針江生水の郷という地区の川端と街並みの見学会です。地元にあるボランティアの針江生水の郷委員会の方々によるガイドによる各「かばた」見学です。
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見学の前にパンフと手作りの竹製のコップをいただきました。
かばたは、ほとんどが家庭の敷地内に自家湧水あります。日常の暮らしの一部でもあるのでボランティアガイドさんが必ずついて案内していただきます。
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私たちのガイドは福田さん。
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さっそく説明です。川の中にも湧水があるのがわかります。
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川の左側が湧水です。s-136
いたるところに鯉が泳いでいます。
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まずは家の入口の外にあるかばた・・いわゆる外かばた
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洗剤はすべて粉せっけんなどを使い、合成洗剤は使用していません。
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こちらにも鯉が・・・・湧水の温度は13度ぐらいとのこと。
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こちらは家の中にある「うちかばた」
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こちらの電燈は川の水力を利用して発電されています。s-185
こちらのかばたには1mちかくある大きな鯉がいました。鯉も家族と一緒とのこと。
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錦鯉がいるお宅も!s-197
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案内の最後は酒蔵です!s-205
私も保管しています木製の樽が・・・s-206
こちらでも湧水が出ています。酒造りの水です。軟水だそうです。s-211
何やらわたくしの隠れ家の露天風呂と同じホーローの桶がありますね。s-212
つい調子に乗りすぎて1万円もする一升瓶を買ってしまいました。おしまい!

きんき民家塾・・滋賀高島市より・・その①

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私も所属していますJMRA(日本民家再生協会)の近畿地区が主催します「きんき民家塾」の9月の講座が、「かばた」(水のわき出る取水施設)のある「針江生水(しょうず)の郷」―高島市―で実施されました。
この塾は、毎年各月ごとに7回実施されており、今年で12年目になります。原則個人参加ですが、当社からも毎月1名は参加しています。
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まずはJMRA事業者の会にも所属する「島村葭(葭)商店での古色塗体験や古材の丸太磨きのワークショップから体験。古材に接したことのない方にとっては、汚れが落ちて古材が輝いてくる姿がとてもうれしいご様子でした。
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まずは、塗料の色の調合方法から・・硝煙(黒)とベンガラ(紅)を亜麻仁油で調合します。そして引き続きは古材の丸太磨きです。
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古民家を再々移築して事務所兼住居にしておられる島村さんの事務所見学です。すべて古材を使用し、家具も古材を提供し作家さんに創っていただいたという徹底ぶりに、大いに勉強になりました。今度建てるときはここまで極めたいです!!
s-064s-067s-071これが事務所の玄関です。そして事務所内部・・素敵ですね!
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この建物。再々移築だそうです。200年ほどの年数を経た古材です。
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煤竹も使われています。素晴らしい!s-092
こちらは古材の腐食部分をハマグリ貝の表面を使って磨いたのだとか・・すごいですね!何枚もハマグリを使ったそうです。輝いていました。勉強になります!s-079
こちらは左官屋さんのお遊びだとか?曲がった古材のように見えますが、実は左官屋さんが細工したものだそうです。年輪まで描いています。左官仕事なので、クラックの入っているのがわかります。でも木にしか見えないですよね。s-082s-084
研修の後半は、針江生水の郷という地区の川端と街並みの見学会です。地元にあるボランティアの針江生水の郷委員会の方々によるガイドによる各「かばた」見学です。長くなりますので、次回で報告します。

立山にて・・ライチョウ動画です!


台風の影響で夜は風と雨。翌日はガスっていました。天候が悪かったので、一ノ越まで登り浄土山(2831m)を回って降りてきました。そこで運のいいことに何度もライチョウたちに遭遇です。スキーや観光で何度も立山に来ていますが、こんなに何度も身近に遭遇したのは初めてです。我妻は鳥が嫌いなので近寄りません!
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立山の氷河というのは、どうも剣山のほうのようですね!?
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これがライチョウ!
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なぜかライチョウは岩の上から眺めるのが好きなようです!絵になるんですよね!
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おまけです!
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ホテル立山からでした!