薪づくりシリーズ・・里山の整備とシカ対策!

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暑い日が続いています。先日まで天気が悪く、薪にするクヌギの木の搬出が遅れていましたが、天気の良い間に片付けてしまおうと頑張っているのですが、今度は暑さでバテ気味です。
 冬の間に、クヌギの木を切り倒していたのですが、最近は背の高さ位で切り落としてもらっています。低い切り株にしておくと、そこから春に生えてきた新芽をシカが全部食べてしまい、クヌギの木が再生しないのです。生えてくるのは、草食獣にとって毒のある馬酔木やシキビといった低木樹ばかり。
このままでは、里山が再生しません。そこでシカの届かない高さに切りそろえてもらいました。この春、何本からは新芽が生えてきました。
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明日のハーフマラソンの準備?!

明日久しぶりにハーフマラソンを走るので今夜は下ごしらえです!?
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今夜は、イノシシの肉で焼き肉です。白い油の部分がさっぱりした感じで何とも言えないおいしさ!
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ついでに赤ワインです!飲みすぎに注意します!
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明日は6時には出発します。おやすみなさい!

最近の田舎不動産物件探しのユーザー様に思う!?

春になり、当社が取り扱っております田舎不動産物件に関する問い合わせや現地案内希望の方が増えてきています。
 この4月に入りまして、当社が主に掲載しています「田舎ねっと日本」や当社ホームページ、あるいは田舎暮らしの本や先に紹介いたしましたテレビ朝日系「人生の楽園」いつか暮らしたい移住地など、様々な媒体等によって、北は北海道はじめ都会の各地から問い合わせや資料請求、現地案内希望などのご連絡が来ております。
ただ最近思いますに、簡単に田舎暮らしができるのではと思われる方が増えておられるように思われます。
 例えば、お年を召されてから、旦那さまが亡くなられたので、独り身の生活を田舎でのんびり暮らそう と考えられたとか。どうもお聞きしていますと、車などで一人生活はしておられるご様子もなく、都会での生活状態のまま、田舎暮らしができると思われているご様子でした。
 田舎物件が安いのは、土地単価が安いことも然ることながら、建物の老朽化や維持費用が高額、公共施設や公共交通手段が無いなど、それなりのマイナス要因があるからなわけなのですが、どうも最近そのことが判断基準として無視されており、街中でみられる買い替えや借り換えなどの通常の住宅取引と同じように考えられている方が多いように思います。
しかしながら田舎暮らしの現実は、大雪や大雨、土砂崩れや浸水などの災害やシカやイノシシの獣害など様々な出来事が多い地域であることも事実なのです。
安い不動産物件であるがゆえに、改修費用が高額になるというのも当たり前の話なのです。どうもそこらへんのことをご理解されずに、「安い別荘でも買うわ」とする多くのユーザー様の感覚に危惧を抱いてしまうのは私だけなのでしょうか.
さてこちらは、真剣に田舎暮らしを始めたご家族のお宅の改修の様子です!?
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お子様たちは近くの小学校に元気にご入学です。若いご家族の登場に地域の方も大喜び!
大きなお宅を大改造中!夏には素晴らしい飲食施設としても活躍されるかもしれません。こうご期待です!
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薪・・究極の太陽エネルギー集約体・・古来からの蓄電池?! 

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春になり、作業のしやすい季節になりました。本日は、薪づくりの第一歩。山からクヌギの木を運び出す作業を始めます。その前に、チェンソーと木の搬出の講習会を業者の方にしていただきました。
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ところで、この樹木から作られます薪のことですが・・・ここで話が長くなります。
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薪となるクヌギなど植物体である樹木は、光合成によって二酸化炭素を大気中より吸収し、太陽エネルギ―で光合成を行い自らの体を作っています。言わば、太陽エネルギーと二酸化炭素の集合体なわけですね。(もちろん水分等もありますが・・)
この樹木=薪を乾燥させると水分がなくなり、燃焼(酸化)させると、また熱エネルギーと二酸化炭素が大気中に放出されるというわけです。
 つまり、地中より産出された石油や石炭が新たに大気中に二酸化炭素を放出(増加)させるのと違い、樹木=薪の場合、大気中に放出される二酸化炭素量は、大気中より吸収した量だけ、大気中に戻されるだけなのです。つまり差し引きゼロというわけですね。
 薪を燃やしても、石油や石炭を燃やしても、同じように煙が出るから同じように考えてしまいがちですが、大気中の二酸化炭素放出についての考え方は、全く違った意味合いとなりますよね。
 いま太陽光発電で得られた電力エネルギーをなんとか蓄電しようとリチウムイオンなどの蓄電池が登場してきていますが、これも太陽エネルギーの集約器になりますよね。
 そう考えますと、「薪」というのは、古来から使われていた立派な「蓄電池」みたいなものですね!
 薪2本ぐらいで、灯油1L分ぐらいのようなので、立派なエネルギー蓄電池ですよね!
そう思うと、国土の7割が森林(樹木)である日本の国土には、素晴らしいエネルギーがたくさん眠っているのではと思います。アーもったいない!