千本銘木商会=酢屋で銘木を見る! 日本民家再生協会近畿地区「民家塾」行事より

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今回の民家塾で、竜馬と海援隊とかかわりのある千本銘木商会を訪れました。
御案内役は、女性ながら千本銘木を切盛りしておられる中川常務さん。
千本銘木さんが保管しておられます数々の銘木をご紹介いただき勉強してまいりました。会社内は、多くが撮影禁止となっておりますのであまり写真でご紹介できないのが残念です。
二条駅を降り、千本通りを5分も歩くと見えてきました。
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早速、中川常務の講演です。
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次は、早速材木のある部屋に、まずは北山杉からDSC05627
北山杉 主に床柱などに使われます北山杉の絞り丸太。もちろん、人工的なものと自然にできたものとがあります。人工的なものは、竹の箸のようなものを縄などで巻きつけて自然にくぼみができたように見せるもの。その竹橋の数丸太一本につき、280本ほどを使い巻き付けていくとのこと。人工とはいえ手間暇のかかるものですね。
剤がまっすぎになっているかを確かめるのは?
このような丸太の底のところがとんがっていて、コマのように回すわけです。そうすると真っ直ぐなのはぶれないわけですね!
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荒木社長は担がされていましたよ!
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こちらが人工の絞り!
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こちらが天然です!違いわかりますかね?
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いろいろお見せいただいたのですが、撮影禁止のため残念です。
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実はこの千本銘木商会さんの歴史は古く、もうすぐ創業300年だとか。この創業の地であり今も残る場所に移動しての見学です。
数年前のNHKの「龍馬伝」でも出てきましたが、海援隊の住処でもあり、龍馬が「船中八策」を書き綴った材木商の家が、この千本銘木商会の創業地である河原町三条の「酢屋」というお店。「酢屋」とは酢を扱う店ではなくこの材木問屋さんの「名称」でした。こちらは、中川常務のお母さんがご案内してくれました。2階に上がりますと「龍馬」一色。貴重な資料がたくさん。龍馬が文を書いたままの場所がありました。こちらも撮影禁止でお見せできないのが残念です。
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ちょうどこの日は、龍馬が暗殺された日の翌日。
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女性の方である中川当主のひいおじいさんが、龍馬や海援隊をかくまった酢屋嘉兵衛という方。この酢屋に龍馬は暗殺されるまで投宿していたとのこと。
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大変勉強になる一日でした。
ついでに・・歩くこと10分。何かの表紙に出ていた町屋再生のお店へ!
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そこで地ビールなどをいただき
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夜の清水寺へ・・それはすごかったです!宿泊場所が無かったので帰ってまいりました。

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