無垢の板材を使った、手作りの板塀
数年前、蔵漆モデルの新築住宅に孟宗竹を加工して手づくりの塀を完成させたことがあります。竹の伐採から完成まで数カ月も費やしたのを覚えています。 今回、お知り合いの方から良く乾燥した広葉樹・タモの板材(野球のバットなどに使用)をたくさん手に入れました。当初は、ストーブ用の薪にと考えていたのですが、薪にするにはもったいないと考えて、新たな板塀に挑戦する事にしました。 今回、実験的に私の「隠れ家」に創ってみることにしました。まだ試作段階なのですが、今回新築されたお客様が、以前私が創った竹塀を大変気に入っておられましたので、今回試作途中の板塀をお見せしましたところ、大変気に入ってくださりました。 そこで、世界で一つだけになる無垢のタモ材で作る板塀を新居のお宅に設置する事になりました。完成時には、またご披露したいと思います。 ちなみにこの写真の塀は当初作成した竹の塀です。
広葉樹のタモ材でバットやバチなどの素材です。とても堅く丈夫です。
良い素材だけを選び塗装します。
笠木板と柱には無垢のヒノキ材を使用します。
いよいよ組み立て実験です。
まだ試作ですが、かなり良い塀が期待できそうです。