無垢の板材を使った、手作りの板塀

 数年前、蔵漆モデルの新築住宅に孟宗竹を加工して手づくりの塀を完成させたことがあります。竹の伐採から完成まで数カ月も費やしたのを覚えています。  今回、お知り合いの方から良く乾燥した広葉樹・タモの板材(野球のバットなどに使用)をたくさん手に入れました。当初は、ストーブ用の薪にと考えていたのですが、薪にするにはもったいないと考えて、新たな板塀に挑戦する事にしました。 今回、実験的に私の「隠れ家」に創ってみることにしました。まだ試作段階なのですが、今回新築されたお客様が、以前私が創った竹塀を大変気に入っておられましたので、今回試作途中の板塀をお見せしましたところ、大変気に入ってくださりました。  そこで、世界で一つだけになる無垢のタモ材で作る板塀を新居のお宅に設置する事になりました。完成時には、またご披露したいと思います。  ちなみにこの写真の塀は当初作成した竹の塀です。
 

広葉樹のタモ材でバットやバチなどの素材です。とても堅く丈夫です。

良い素材だけを選び塗装します。


笠木板と柱には無垢のヒノキ材を使用します。


いよいよ組み立て実験です。

まだ試作ですが、かなり良い塀が期待できそうです。

古材・古建具と自然系塗料の活用

ご近所の方から、「面白いガラスの入った障子があるのだが、捨てようと思ったら、家内が岸下建設に電話してみい!と言うとるんじゃが。」と連絡がありましたので、早速いただきにまいりました。
いただいてきたのが、この障子です。
 面白く使えないかと丁寧に水洗いをして、自然系の塗料を塗って障子を張って二枚を蝶番でつなぎ、屏風にしてみました。




 
 
 
 
 
 火木土の大きなガラスに西日が当たりますので、こちらに屏風として立て掛けてみました。



 
 もう一つは、臼です。こちらは、自然系の塗料を塗って台座にしてみようと思いました。その使用法がこれです。



 
結構この台座いけると思いませんか。弥勒菩薩様も結構ご満足そうです。
ところで、最近火木土が、この自然系塗料法ボスの代理店になりました。値段は、普通の塗料よりちょっと高いかもしれませんが、オーガニック系の香りがしますよ!ぜひご来店いただき、使用してみてください。

 

念願のマイホームへ!当社社員の上棟式!

先週、私にとっても、会社にとっても、また御本人にとっては、最もうれしい、自ら設計した我
が家の上棟をむかえるという、一世一代のイベントに参加させていただきました。
家づくりは、当社にとっては何気ない仕事の一環ですが、施主様御本人にとっては、一生
に一度か二度あるかのおおきな仕事です。
当社もすでに創立50年をむかえた建設会社ですが、親子2代に渡り50年以上当社を支
えてくれている当社の住宅事業部の山崎課長のマイホームの夢がついに実現です!
多くの家づくりを手掛けてきた山崎課長の自らの家づくりをとくと拝見させていただ
きます。

部下の嶋野君もお手伝い!
 
ご夫婦のご両親たちも見えています。
ご本人は施主でもあり監督さんでもあります。
いつもにもまして真剣な顔つきです。
仕事の合間に、現場の仲間や営業たちも来てくれています。


ついにみんな現場のお手伝いに!
山崎課長のお父さんもいまだに重機では現役社員以上のお手伝いをしてくれるときがあります。知り合いも多いです。
途中、当社へ現場実習に来てくれている川口中学の生徒も現場見学に来てくれました。
天候が心配されていましたが、手際よい大工さんたちのおかげで無事上棟も済み屋根もはれました。50坪近い大きな家ですが、雨に降られずに屋根じまいまで完了しそうです。
大工さんもいつもより真剣?!
仕事がお忙しい奥さまも無事上棟を終えた我が家に満足そうです。
子供たちもうれしそうです。
屋根仕舞いも完了し、いよいよ簡略ではありますが、上棟式を行います。
本日の上棟のお礼と今後の安全を祈願して、全員で祭壇に向かい手を合わせました。

 
 
 
 
 
 

紙の家の大工さん!

     当社の薪ストーブショップ「火木土」に時折、変わった大工さんが登場します。名付けて「紙の家の大工さん!」です。
 火木土入口の右隅の一角に小さなデスクがあります。そこでは当社の数少ない女性スッタフ・・中村女史が、設計図面をもとに、段ボール紙を使って、家の模型を作成しています。新築や民家再生の大きな工事のような場合、中々お客様は完成した姿を想像する事が出来ない場合があります。そこで、お客様の要望に基づいた設計図面をもとに、3次元の建物模型を実際に創ってお客様にお見せしているわけです。
 この模型の製作も、手間暇と技術のいる仕事です。しかし、彼女の手にかかると、あっという間?!に紙の家が完成です。
 火木土の店内に何点か常に展示されていますので、ご興味のある方は一度ご覧になってください。

製作は「火木土」の一角でしています。



ちなみに彼女たち二人は独身です!
 
 
 

連休の過ごし方!

坐骨神経痛の傷みを抱えながら、前から約束していましたスキーのお仲間達と志賀高原への初滑り?に行ってまいりました。今シーズンは、これが最初で最後です。私が一番若く、平均年齢は6?歳と、3人だけのさびしいツアーとなりました。この連休中は、全国的に天候が悪く、スキーも心配されておりましたが、雪のコンディションは最悪でしたが、3日間滑ることが出来ました。
 ただし、私ももう一人のw氏もイマイチの体調で、数本滑るとコーヒータイムとなり、半日も滑ると「もう上がりましょうか!」とお互いにリタイヤ。元気なのは、7?のお医者様のN先生だけでした。N先生、昨年も福知山マラソン完走です。
さすがに山も暖かく残雪も少なくなっていました。
 
 
 
 
スキーヤーもだんだん高年齢化しています。
さびしいですね。

私だけ還暦数か月前で一番若い!赤のちゃんちゃんこではありませんヨ!
 私だけ、帰り道の敦賀駅で下車させていただき、一路京都目指して、特急サンダーバードへ飛び乗りましたが、社内は満員。結局、午前中のスキーの疲れも加わり、社内トイレ前の立ちっぱなしはきついモノがありました。
 しかしながら、妻や娘や甥・義理の姉妹や娘の友達・モデルのティナさん。達と、娘の友人の働くお店「ぎろぎろ・枝魯枝魯」では、再度元気に復活。お店の、イベント「ソーメンの早食い大会」にも見学参加?
オーナーの枝國社長。料理本でも有名な柴田書店からも本を出版されています。

ソーメン早食いのお店対向戦! 
最後は、高校に入学したばかりの嫌がる甥と二人、ラーメン屋を捜して街へ。ラーメン屋はなく、沖縄料理の看板があったため飛び込み、そこで午前2時まで、私一人大騒ぎをしていたようです?
 さらに翌日は、娘たちに合わせて、京都見学。最初に訪れたのは銀閣寺、さすが京都、多くの観光客でした.
次に訪れたのが、外国人観光客に人気のスポット、三十三間堂。たまたま、NHK大河ドラマ「平清盛」にかかわりのある場所でもあり、こちらも大勢の観光客。すぐ正面の京都国立博物館では、「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」を見学。クタクタになって帰ってまいりました。
 さて今日から、またしっかり商売に精進いたします。内容満杯の4日間でした。
雨の銀閣寺
 
 
 
 
こちらは三十三間堂。
さすがに大きいです!

こんな近くに国立博物館があったんですね!

夏のストーブ活用!野外でのミニクッキング!


   冬の気温から、突然の夏気温。最近の日本の四季はどうなっているのでしょう?
                    さて、そろそろ薪ストーブの火から遠ざかりはじめた4月の末に、当社の薪ストーブの卸元のひとつであります三重のグランビル社のストーブのメンテナンス講習会に参加してまいりました。
                                ㈱グランビルさんは、主にカナダのハンプトンや英国のエッセ、ブライトンといったストーブの輸入元であります。
 
当社は、今後も京都の京阪エンジニアリング社などでの講習や薪づくりも含め、夏に向かってのストーブ営業活動を始めていきます。
いよいよストーブを分解します。皆さんその目は真剣です!

村岡さんも食いつくように見入っています。
すべて分解してしまいました。
ここまでしたのは初めてとのことです
 
 その中でも、「夏のキャンプやバーベキューパーティに向いているなあ!」と思われる、クッキングストーブを見つけました。

私も1台、野外や古民家の囲炉裏端で使いこなしてみようと思っています。
特にESSE(エッセ)のキャンプエッセというストーブは、グランビル社の長谷川社長が東北大震災の時に運び込んで使用していただいたという注目の一つです。
 炎が見たいという私のようなわがままな人向けには、ガラス越しに炎が見えるようにしていただいた、長谷川社長オリジナルのキャンプエッセデラックスというのがあります。
 夏は、スイーツをつくるクッキングストーブという活用も中々面白いようです。



 先日、火木土の村岡さんも、市内の「ドッコいち」でキャンプエッセの薪ストーブ料理で、ご家族ぐるみで孤軍奮闘されておりました。




 

連休前、遅れてやってきた花見の宴、社内イベント!

                                              季節は、もう夏かと思えるほどの暑さになっていますが、4月のはじめにはまだ雪が降っていたのです。
公共工事も一段落し、民間の建築工事も落ち着いてきた4月27日の、巷では連休前夜。当社では桜の散った後の花見の宴を、久しぶりの空き家となった勅使の古民家離れで催しました。
 土木、建築、営業企画、薪ストーブ火木土、総務の各部門ほぼすべての社員が久しぶりに楽しく交流し、遅まきの花見の宴・社内イベントを楽しみました。
ちなみに当社、営業理念の最後の文章に「…顧客と地域と自らに福をもたらす会社を目指す」という文言があります。
久しぶりに無人となった勅使の古民家で・・

囲炉裏を囲んで

京都ではグジ・グチと呼ばれるアマダイの干物や



あじ、ささがれい、カマスなど

建築の一員が早速囲炉裏で

こちらは焼きあがりを待つ部隊!
 

外では、焼き肉とクッキングストーブでの準備です。

土木部の一員はやはり外が好きな様子!

やがて、外も暗くなり、寒くなってきてクッキングストーブの活躍です。ストーブ係は、火木土の小谷さん!

遅れて火木土閉店後に村岡さんがやってまいりました。

土木の和泉係長も上機嫌です。彼は、私の友人のお宅の土木工事をしてくれています。
施主様もきれいになって大喜びです。

参考までに、現場着工前が、

こんな風景に!

当社最年少社員の島野君でした。彼は当夜は、ここで宿泊でした。

今回山本部長が写っていませんが、村の会議のために、笹ガレイや焼き肉を大急ぎで食べて帰宅の途につきました。。