古蔵と古民家の簡易保存?!

150年以上たったと思われる大きな蔵と現在お住まいになっていない古い離れの保存工事をしました。
 解体するには古い歴史があり文化財としての価値さえ感じられる蔵。何とか保存をしてあげたいと考えておりました古い蔵です!人の住まわれていない古民家!このままでは朽ちて行きそうでした。持ち主様の計らいで、何とか保存する計画を考えました。本格的に補修していきますと、このような歴史ある蔵は、数百万・千万単位で費用がかかってしまいます。そこで考えたのが、今ある土壁と瓦屋根を、ガルバリュウム鋼板(俗にGL鋼板といいます)で覆ってしまうことでした。瓦をメクッテみると、ノジ板やタル木も傷んでいましたが、何とか補修して、安価に仕上げることが出来ました。
 このような形で残しておけば、またいつか本格的な修理にも有効な手だてとなり、いつまでも残すことが出来ます。またひとつ、古い文化を残すことが出来ました。
150年~200年前に建てられたと思われる由緒ある蔵です。

こちらは7~80年の歴史と思われる離れです。

蔵の片づけから始めます。
屋根瓦を取り除きます。

 
 
 
 
 
 
 
 

 屋根の下地も相当痛んでいました。
 
 
 
 
 
 
 
蔵の内部も補修します。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 

棚も新しくしました
 
 
 
 
 
 

屋根もGL鋼板で葺きあげていきます。
 
 
 
 
 
 
こんな土壁もきれいにGL鋼板で葺きました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 

  そして完成です!
きれいになったでしょう。
これでまた数十年残されていきますね。めでたし!めでたし!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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