またしても子供に人気のクッキーを・・・


先月にもご紹介しましたが、アニメキャラクターのクッキーをご紹介したところ、結構反響がありました。
その彼が、また作ってきてくださいました。当社のお客様のお孫さまに届けます。
ちょっとだけガーデンに向けて少しだけ、緑が増えました「火木土」です。この「火木土」のイベントに来てくださったお客様に、このクッキーを食べていただけたらと考えています。ただし,作るのが大変のようです。
お楽しみに!
ジュンベリーの木を植えてみました。


手作りなので一つ一つ表情が違います!
お子さんたち喜ぶでしょうね!

今回の残りのクッキーは当社の女性陣へということでした。

極めたモノ、選ばれたもの、特別なもの

そんな言葉が似合う映像をいくつかご紹介!
①先日、私が所属する京都府宅地建物取業協会本部の京町家専門部会のメンバーで、北部の古民家を視察する研修行事がありました。
 その視察場所の一つであります綾部市の大本教本部には、農家として京都府下第1号となった国の重要文化財となった「木の花庵」があり、その見学を目的としておりました。ところが幸いにも、私達が建築関係者ということもあり、「緑寿館・りょくじゅのやかた」という教主公館を見せていただくことが出来ました。
 完成年代は昭和54年と新しいのですが、日本伝統建築技術を駆使した建物だそうで「昭和の建築文化財」と評されるほどの匠の技が施された建物でした。
まずは、大本教の「みろく殿」です。


これが重要文化財の「木の花庵」

こちらが教主公館の緑寿館です。匠の技が一杯でした。

こちら皆さんが眺めている格子の欄間ですが…ちょっと驚きです。

この格子は組子にしてあるのではありません。ナント!一枚のヒノキの無垢板を彫って格子状にしています。大変な手間ですね! これが極めたもの ということです。

さらに、天井や柱、梁など、昭和の匠の傑作といえるほど多くの仕口や継ぎ手を駆使して200年は
びくともしない建物を創ったのだとか。
こんなものも見せていただきました。




上は素晴らしいお庭と茶室です。囲炉裏は「木の花庵」の内部です。

さて、お話変わって、こちらは
②選ばれたものといえましょうか。
このワンちゃん気品が高く見えませんか。当社のお客様でもある知り合いの方のワンちゃんです。
すごくカメラ目線もよく撮影慣れしています。先日当社の「火木土」に高槻市からご来店くださいました。

ナント!元ペット関連の専属モデルさんだったようです。道理でよく見た顔?!だなと思いました。
ユキちゃんというチワワ犬の元モデルさんです。

日本民家再生協会・相談業務に携わるための研修会

・・・・十人の職人がいれば、十通りのやり方がある。
百年前までは、京都の北と南で仕上げが違った。道具を担いで動ける範囲は5km。
 北(西陣)十分に水がある間に鏝をとおす 水波が出来る程度に仕上げる
 南(本願寺)少し水が引いてから鏝をぬらす 押さえ撫ぜ
地域差があって当然、建物にあった壁を塗る
端正な建物は端正な壁、荒々しい建物には荒々しい壁
ある時は激しさを覆い隠し、ある時は壁自らが目立つ
波一つなく塗るもよし、「へたうま」もよし
・・これは、左官講師の佐藤先生の「土壁の多様性」について書かれた一文です。

去る10月の14日・15日と日本民家再生協会主催による研修会が大阪であり、私も初日の14日研修を受けてまいりました。
 この研修会の主旨は、全国で民家再生等に携わる人達の資質の向上と研鑽を目的に、より質の高い技術取得を目指すもので、全国から17名の仲間たちがあつまったものです。

あいさつに立つ日本民家再生協会の金井事務局長です。
初日の最初は、京都で茶室、数寄屋建築の土壁施工の左官業の傍ら、将来を担う後継者育成のため、京都工芸繊維大学や左官業の組合で指導されておられる佐藤ひろゆき先生からの講義を受けました。
 佐藤先生は、著書も出版されており「土壁・左官の仕事と技術」、最近の仕事としては、「京都迎賓館主賓室、パナソニック、光雲荘、平安女学院、明治館」などがあるそうです。
 今回は「土壁の魅力を探る」として、
① 千利休による「聚楽壁」の登場によって、左官職人も明治までほとんど変わらない仕事であったこと。
② 明治以降洋風建築の導入によりモルタル・石膏、最近では樹脂壁が台頭しているが、今では土壁も様々な形で使い分ければよいのでは、粗壁で良し、中塗りで良し、上塗りで良し。
③ 土壁は10年~20年かけて仕上げていくもの。土壁の良さは10年後が100点満点。家は買うものではなく、作るもの。だと。
④ 土壁は耐力壁としても有効。60mmの厚みで1.0の数値60mm以上で1.5の数値、最大2.5の数値まで。
⑤ 防火壁としても有効。土壁は、高熱で火を浴びても、土が素焼化するため、防火壁としても有効だと。
第2講で「民家の発展過程」について講演される、大阪工業大学名誉教授の青山賢信先生
私自身は、最も興味がある内容でした。後日整理して掲載したいと思っています。

そして第3講では、「再生施工例に見る技と知恵」と題する講義。関西での民家協会の重鎮として多くの再生経験をされている輝建設㈱の社長の小原公輝氏の講義。私自身がまだまだ学ばねばならないことを実感いたしました。勉強!勉強!

ちょっとお遊びで・・楽しいクッキー・・

当社女性社員の彼氏・和菓子職員の方が、楽しいクッキーを作ってくれました。
このお菓子を商売ですることはできないのでしょうが、子供たちを喜ばせるにはもってこいのお菓子ですね。
時々、薪ストーブのお店「火木土」のイベントで楽しいお菓子を作って貰うつもりです。
お楽しみに!
アンパンマンの形でクッキーを焼いてくれました。

形は2種類、楽しいですね!



50過ぎのおばさんも喜んでいます!

豪邸・・o様邸のその後・・

お久しぶりに、大きなお屋敷の再生工事の進捗状況をお見せしたいと思います。
春に着工しましたO様邸。急ピッチで工事が進んでいます。この夏の終わりには足場がとれまして
外塀の製作作業が進行中です。どんどん変わってゆきます和風木造建築のお屋敷。その途中経過をお見せいたします。
季節とともに家の配置も徐々に見えてきました。(6月から10月)




周りを囲う塀の工事も徐々に進んでいます。


塀の下部には貼り石が施工されます。

これから正門の工事が始まります。ご期待ください!



南側は明るく広い庭が施工されます。ただし、庭は来年春の予定です。


二度、三度にわたって移動させられた蔵は、やっと指定の場所で修復の作業に
入っています。

昨年春2年がかりでの移植を終えた五葉の松の大木は、一度も弱ることなく青々とした姿で元気に家の完成を見守っています。




薪ストーブショップ「火木土」!何とかプレオープンできました!



国道9号線からもよく見える福知山牧の風車カフェの改修が終わり、10月1日。何とか、薪ストーブとガーデンのお店のプレオーブンにこぎつけることができました。
まだまだ、ガーデンやカフェにつきましては、準備段階であり、本格オープンは来年の春を目指しています。
 今回の薪ストーブの販売には、イギリス、ベルギー、カナダ、アメリカなどの外国製の薪ストーブ10点余りを展示しており、100数十年スタイルの変わらないアイルランド製のスタンレークッキングストーブは特に目を引いています。
 また、ストーブ関連のグッズや知る人ぞ知る東京の雑貨商「松野屋」さんのこだわり雑貨も数十点販売しています。
 さらに、当社社員の特殊技術を生かした、機械工具や精密機械、時計や蓄音機、真空管ラジオや草刈り機などの修理部門も新設して、今後地域のコミュニティ拠点として活躍させていただきたいと考えています。



火木土。簡単に言うと 火はストーブの火。木は木造建築の木。土は土木の土。

このメーカーは、カナダのリージェンシー社ハンプトンというストーブです。
先日、火入れを済ませました。



こちらは、ベルギーのネスターマーティン社製。火入れはこれからです。






薪割り道具もよいものを選びましょう!私も一番高いヤツを一本購入しました!

こちらは、松野屋さんが扱う、高級!良品?雑貨です。





11月のカフェオープンまでは、サービスお試し期間です。

なんでも修理いたします。スッタフの小谷さんです。