いまだに雪深い奥只見!国内水力発電の拠点を訪ねて!

驚きのトンネル?!奥只見シルバーライン!5月の3~5日にかけて、不謹慎とは感じつつも福島と新潟の県境にある奥只見ダムまで行ってきました。いまだに数メートルの雪が残る奥只見は、関東に住んでいるころからなぜか一度は訪れたいと思っていた場所でした。 2日の晩11時過ぎより、いつものスキーメンバー老人部隊(70過ぎのお医者ご夫妻さま、60過ぎた御住職ご夫妻さま、今年退職した元市役所部長さま、そして58歳の若い私)が2台の乗用車にて、7時間かけて一路、新潟県魚沼市を目指しました。
到着地は、新潟県北部の魚沼市の外れにあるひなびた温泉地・折立温泉。・・1時間の仮眠をとり、早速、奥只見ダムにある秘境のスキー場を訪れたのです。
 そこで知ったのは、日本でも珍しい驚きのながーい隧道、奥只見シルバーラインのことでした。このシルバーラインは、「国内でもトップクラスの貯水量を誇り、水力の発電量でも1,2位を争う」という奥只見ダムを管理するためにだけ造られた開発道路です。
ちなみに、なぜ「シルバー」なのかといえば、この地域は昔から銀山のあった場所だとのことでした。
 開通は昭和32年。総延長は22kmあり、そのうちの18km余りが隧道という極端に闇の中を走っていると感じられる道路です。通常の道路トンネルと違い、岩盤をくり抜いたような所や漏水の垂れている所など、あのチリの坑道を思い起こさせてくれ、様々な出来事を想像させてくれるトンネルです。歩行者も二輪車もバイクもダメという、自動車専用の道路でした。
 想像していただくとうれしいのですが、スキーをするために、宿泊所より車にスキー板を載せて、うす暗いトンネルを走ること20km余り。・・着いた所は、まだ数メートルの雪が積もり、発電施設のケーブルが幾重にも重なる風景のあるゲレンデでした。
水芭蕉が咲いていました。尾瀬にも近いです。








ダムといえば黒部が有名ですが、貯水量では奥只見ダムのほうが多いようです。








スキー場からみた奥只見湖








川にはまだ雪が残っていました。すごいでしょう!








撮影ポイントもたくさんあります。








シルバー世代のスキーヤーです。










1 Comment
  • 矢野利生

    2011年5月7日 at 11:04 AM 返信

    遠いところまでご苦労様でした。スキー場はもう一つの感じでしたがまさに秘境といった所でしたね。奥只見湖から尾瀬を目指したいと思います。

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