当社に眠る古財・・・ガラクタ?・・その4

さて、当社の倉庫に眠るガラクタ紹介も最終章です。
実は私も3年前に、古材を扱う関係から京都府公安委員会より古物商の許可を取っています。正確には道具商 蔵漆・吉井幸男といいます。


それでは、当社の倉庫の中でも特にガラクタと思われる品をご紹介しましょう。


古民家に行くと必ずお目にかかる火鉢です。様々な形や材質があります。

昔の暖房器具は火鉢だけではありません。このようなアンカを入れる小さな炬燵もあります。


結構多いのが食器類なのですが、その中でも徳利も多いですね。
次に御紹介するのは、全くのガラクタなのですが、大阪でも1,2位を争ったといわれる女将が経営されていたお店の看板です。大阪市内の現場まで行き、もらってまいりました。



お櫃などすべて女将のお店にあった品々です。

昔の灰皿・煙草盆です。

次に紹介するのは、「懸魚」・ゲギョといいます。家の屋根・切り妻や入母屋などの破風に取り付けて棟木や桁の木口を隠す装飾品です。今では、神社仏閣や田舎の大きな家でしか見られなくなりました。




襖の金物です。このような、昔の職人さんの手による細々としたものがたくさん残っています。もう二度と作っていただけないものがたくさんあります。残念ながら、今ではただのガラクタになってしまいましたが・・・・・
以上、これまでにご紹介したガラクタの数々を8月の地蔵盆の日に、ガラクタ市で処分しようと計画中です。おたのしみに!

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