動画シリーズ・・木造の家ができるまで・・その1

この春からの大きな木造住宅の建築現場の移り変る情景を動画にまとめてみました。
今回は、建前に至る水盛り遣り方から上棟に至る過程を動画・その1としてまとめてみました。

引き続きその2を編集いたします。ご期待ください。

古材と新材の使い方!

以前にもお伝えしましたが、8か月ぶりにお寺の庫裏が完成いたしました。

お住まいになられる御主人の当初からの思いである「元の庫裡の面影を、新築の家に残す」という思いをかなえるために、玄関や和室の一部に解体した庫裏の部材を再生使用しました。


 ヒノキ材などの古材は、100年~200年の歳月の経たものが最も強度的に強いため、構造的には問題はないと思われましたが、キクイムシ等の害も見受けられましたので、防虫対策も考慮しながら、新材と比べて見劣りしない使用方法を考えました。
 その一例として、液体ガラスの使用があります。先日もお伝えしましたように、人体にも無害で、シロアリ等からの防虫効果もあるということで、墨やベンガラなどの染料を混ぜた液体ガラスを塗り込んで昔からの輝きを復元させてみました。



玄関上がり框の床板も古材で復元してみました。

玄関先の虹梁です。カキ渋の入った液体ガラスで仕上げました。

新材の無垢板も使っていますよ!

こちらはお子さんのプライベートルームといったところでしょうか?

建築営業企画部の2名の若き女性スタッフ!

 中村さん。藤井さん。。。彼女たちが入社して、はや7カ月が過ぎようとしております。   今、彼女たちは当社の貴重な戦力として、今期建築売り上げに重要な働きをしてくれております。
アメリカの美術大学・大学院の建築学科を卒業された中村さんと国立大学の工学部の土木工学科を卒業された藤井さんです。
 彼女たちは、昨年の8月から当社の建築営業企画部のスタッフとして、設計や営業に元気で活躍してくれています。
美大出身の中村さんは、英語がペラペラ、入社当初は長きのアメリカ生活で、日本語よりイングリッシュの方が話しやすかったようです。
入社当初から段ボール紙模型やパースによるプレゼンテーションがお客様からの工事受注におおきく役立っています。
藤井さんは理工系とあって、構造計算や設計が大好きのようです。実家も代々電気技術者の家系らしく、文化系の私とはちょっと頭脳が違うのかもしれませんね。でも、彼女はお話も上手なので、営業的なセンスで大活躍してくれています。
 彼女たちの入社に際し、国からジョブカード制度という若者の雇用促進の援助制度がありました。この、制度の助けも借りて、彼女たちは3ヶ月間、多くの教育訓練を受ける機会に恵まれ、遠くは東京まで木造軸組み工法の構造を勉強したり、エクスプランナーの資格をとったりするなど、充実の教育訓練を受けさせることができました。
 今年の3月末から4月にかけて、当社は例年になく、民間での工事の受注をいただけるようになりました。山本部長の努力もさることながら、この二人の増強が、当社の営業活動に大きく貢献していることは間違いありません。そうそう、同じ時期に入社した設計担当の山尾君も忘れてはいけません。新婚ながら、もうすぐ1児のパパとなります。そして影の立役者の白井設計士の貢献もあってのことなのですが。
今当社は彼女たちの手を借りて輝きを増しています。
この7カ月の教育訓練の写真です。
当初は、少し緊張気味の二人でした。

まずは古民家再生の現場の実測から・・


早くも模型作りでお客様の心をゲット!


木材の勉強もしました。


そして、木造の建方の実習訓練

木だけの勉強ではありません。鉄製品の勉強も!


今回は残念ながら後ろ姿の写真ばかりでしたが、二人とも若々しいシャキッとした大和撫子です。

ラッキーにも晴れ間が続いている再生工事現場です。

先月の29日の建前の神事から、はや8日目を迎えました。大勢の大工さんたちが一日も休みなく建て方を続けて下さっています。
 このままいけば、幸運にもこれだけの大きなお屋敷がほとんど雨に降られることなく、屋根仕舞いまで完了することができるようです。なんとラッキーなのでしょう!
 運の悪い時は、一日で屋根仕舞いまで完了するお宅でも、雨に悩まされて中々屋根を葺くことができない場合もあります。
 こんな大きなお屋敷の場合、多少の雨を覚悟しなければならないことが多いのですが。・・
今回は仕事をしておられる大工さんたちも皆さま機嫌よく仕事を仕上げてくれています。



越屋根や屋根のむくり(起り)も以前の形を再現しています。



越屋根にも破風が付けられました。


ちょっと古材が目立たなくなってしまいました。

大きなお屋敷の建前(上棟式)!

一年がかりで古木の移設や敷地の造成などを行ってきた大きなお屋敷の建前が始まりました。
 昨今は、新築の家であれば棟があがる上棟まで一日で済んでしまうのですが、今回のお宅は、規模も大きく上棟までの日程に4~5日程度考えられましたので、初日に建前の儀式(上棟式)の神事をおこないました。
 この儀式、通常は大工の棟梁の方にお世話になるのですが、今回は大規模な工事でもあり、2社の共同企業体での施工でもありましたので、安全祈願も含めて、地元の宮司さんにお世話になりました。
 久しぶりのまばゆいばかりの光のもと、多くの大工さんたちが見守る中での早朝の神聖な儀式に酔いしれる間もなく、早速クレーンの音や掛け矢の音が響き渡っておりました。
●大工さんも参列しての地元の宮司さんにお世話になった神聖な建前の儀式

●早速、木組みに取りかかります。大勢の経験ある大工さんたちばかりです。

●古材のケヤキに根継ぎをしてきれいに仕上げてあります。




●材が太くて据えるのも大変時間がかかります。

●なにしろこの太さなものですから。。

●掛け声と掛け矢の気持ち良い音が谷間に響き渡っています。


●太い化粧材ばかりの建てこみは組み立ててからクレーンで据え付けるため多くの人数が要ります。


解体した旧宅のケヤキの大黒柱や通し柱が新材の中にひときわ高くそびえています。

●一番高い所におさまる旧宅からの棟木材です。なんとも逞しく凛々しいですね?!

8ヶ月後!見事に甦ったお寺の庫裡!

昨年7月に解体したお寺の庫裏が、約8カ月の歳月をかけて復活いたしました。まだ内部の仕上げが残っておりますが、ようやく足場も取れました。
明日はいよいよ、再生使用した古材=古財の保存を考えた液体ガラスによる塗装仕上げを行います。
実施指導される方は、現在社寺の古材の塗装作業を連日されている方です。今日も神社での作業ののち明朝福知山へおいでになります。

昨年7月に取り壊しが始まりました

明日液体ガラスの塗布を行う虹梁や室内の柱や梁

雪降りのあとの煤竹洗い!初めての経験に!


改修が進む綾部の2軒のお宅に使われる煤竹の洗浄作業を行いました。4年前、勅使の古民家に使用した煤竹は、茅葺民家2軒分の量でしたが、煤竹を洗うだけで1週間以上かかりました。その時作業に従事してくれたのが、当社のOBの岡野千鳥さん。今回も岡野さんにご指導をお願いして、煤竹の洗浄作業を行いました。まずは、先日現場監督の武田さんが、真黒になって取り外してくれた綾部のお宅の煤竹から。
今回は、全員初めて経験する人ばかり。営業企画の山本部長と建築部の戸田さん、そして指導者の千鳥さんの3人で午前中から、当社倉庫前の大内川で作業開始です。ところが、日中どんどん気温が上がり、前日の雪が解け始め、にわかに川は増水を始めました。
事前に用意したクレンザー付きの金タワシはすぐに無くなり、急きょクレンザーとタワシを買いに走りました。
 増水する水の中で、水浸しになりながらも一日かけて相当量の煤竹を洗い上げることができました。
 夕方からは、営業企画の山尾君、中村さんも加わって、和やかな煤竹洗いの一日となりました。

前回は、中学生の実習も兼ねて、今回と同じ大内川の橋の下で洗っています。この時は水が少ないですね。今土木部の吉井千智君も一緒に洗っていますね。

当時洗いあげた煤竹を!

このように天井に並べて仕上げました。これが勅使の古民家です。

今回綾部のお宅の現場監督の武田さん。真っ黒になり、

この天井から・・・・

この煤竹を取り外してくれました。

今回初めて煤竹洗いに挑戦する山本部長と戸田君です。

早朝までの雪降りも止み、にわかに春の気配の中、

夕方からは、二人の営業企画部社員も加わり



見事な煤竹をたくさん洗浄できました。

さっそく現場監督の武田さんは、綾部の現場に運び入れておりました。1~2週間後には、きれいに整えられた煤竹作品がご覧できると思います。お楽しみに!

早くも建築の現場に影響が・・・

今回の東北の大地震の影響がこの関西にも表れ始めました。予測していたこととはいえ、
建材や設備材の出荷が停滞し始めているようです。
昨日の現場打ち合わせで、「設備メーカーより製品納入ができない」との報告があったというのです。「やはりか!」と改めて新聞を確認してみると、建築関係では,YKKAP(宮城)とクリナップ(福島県)といった企業が被災しておりました。また、配送関係も相当影響を受けており、道路関係の通行止めなどにより、出荷等に相当な遅れがでてきていると思われます。
そして追い打ちをかけるように、計画停電が実施され、生産活動にも停滞が予測され、今後資材の供給に支障が起こることは確実のようです。さらに悪意に判断すれば、資材の高騰等につながり、結局多くの消費者が被害を受けることになりそうです。
 また、土木の現場からは、機械や資材の盗難に対する注意がでているようです。すでに発電機の盗難も発生しているようです。当社の24時間発電機による水中ポンプによる水替えの現場では、何度も盗難の被害にあっている経験から、発電機を盗難から守るための工夫に苦労している模様です。今後は、また重機や鉄関係の資材の需要も見込まれるため、盗難対策も一苦労です。
 被災の3日目ごろから、携帯メールによる「節電をして、東日本への電力支援を」呼びかけるメッセージメールが届いていましたが、どうもチェーンメールというもののようですね。
一見正しいメッセージのように思われたのですが、よく考えると「西日本の60hzと東日本の50hz」という周波数の部分は解決したのか?と疑問に思っていたのですが・・やはり西日本からの電力供給は無理のようですね。
 ちなみにまったく不可能なのではなく、現在の日本において周波数変換が出来る変電所は3変電所あり、サイクル間で融通できる最大電力は100万kWだそうです。東京電力が足りないと言っているのは、その10倍の1000万kwなので、やむなく計画停電になった
ようですね。 
 今報道されています原発の事故の報道もそうなのですが、こう様々な情報が次々に入ってきますと、その中で正しい情報はどれなのかということを自分自身で判断していかなくてはなりませんね。
 今後は、資材も値上がりするでしょうし、消費税アップもやむなしという声が上がるでしょう。顧客重視を掲げる当社としましても、ここからが正念場という気がしております。

東日本の大地震!大変なことになりました。

3月11日。管内閣もこれまでか?と思えるほど政治献金問題や23年度予算関連法案でもめていた国政の状況が、地震という天変地異で一変してしまいました。国土の半分が大打撃を受け、1000年に一度ともいわれる大地震により、国のあらゆる状況が一瞬にして変化した対応をせまられています。
 数年前に、スマトラ沖地震の津波のニュースを他人事のようにリアルタイムで見ていた私自身が、まさか日本国内の光景として再び見ようとは想像だにしませんでした。
 津波の映像については、昔千葉の小学校の講堂に集められてフィルム上映された映像。たぶん1965年のチリ地震による三陸沖の大津波被害の映像が、幼心に強烈な印象で残っています。そんな光景を目の当たりにした被災地の方々は大変なご苦労だと、心が痛みます。
 今回の大地震、関東出身の私としては、縁者友人も多く、すぐに連絡をとりましたが、予想どおり連絡はできず、連絡が取れたのは翌朝になってからでした。
最近では阪神大震災や台風23号災害など、それなりの体験をしている私たちですが、改めて非常時の出来事についての対応を教えられた気がいたします。
 日本のことです。今後、急ピッチで震災の復旧が進むと思われますが、完全復旧まではまだ相当の月日がかかると思われます。それまでに、当社も何らかのお手伝いができればと考えております。
 ちなみに、私の関東の弟からメールが届いていました。その中で、災害時に改めて考えておかなければならないことがメールされていました。御紹介いたします。
・・「私は関東で阪神の経験もなかったので、今回の揺れは初めての経験であり、さす
がにヤバイカナと思いましたが、都内は交通機関の影響を除けば、まだなんとか
なりました。
おかげさまで、私も●●ちゃんも無事でした。
埼玉のお母さん、お姉さん家族等、みな無事でした。
私も●●ちゃんもそれぞれ会社に泊まりました。
●●ちゃんに連絡がなかなかとれませんでしたが、勤め先は●●●●なので、的
確な指示があるだろうと、あまり心配はしておりませんでした。
自宅は4階なので、さほどの転倒などもありませんでした。
●●●●は10階なのでかなり揺れ、プラズマテレビ(結構重いですが)は倒れ壊
れたり、一部モノが倒れたりしました。会社の人(埼玉)は13階で、かなり転倒
はあったそうです。
どうやら高層なほど、揺れが激しく被害があったようです。
今回分かったこと
この間ニュージーランドで地震があり、先週も宮城で地震があったにもかかわら
ず、緊急対応の確認をしていませんでした(自分たちは関係ないとの油断があり
ました)。そこへ今回の地震であり、予兆というか警告としてとらえていなかっ
た自分たちの甘さがありました。
・緊急時の対応を決めておく。(時間帯に応じた連絡や確認の方法)。今回は昼
間で、私も●●ちゃんも会社にいたので、ラッキーでした。
・携帯電話、携帯メールは通じない。(あまりに殺到する)
・携帯メール(パソコンから携帯へのメールも)、留守電なども、通じたとして
も、何時間もあとで、まとまって届く。
・携帯、自宅電話は、地震の翌日でもつながらない。(基地局の制限なのか分か
らないが)今日でさえ、近くにスーパーから自宅へ電話しても、携帯へもつなが
らいなど、非常に不便。
・「171の使い方」「携帯会社の災害用伝言板」などのマニュアルを確認して、
用意しておく。
・携帯があまりにも主流になりすぎて、社員の自宅電話番号などは、会社以外で
はわからず、土日に自宅から社員家族の方への連絡確認で困った(年賀状を引っ
張り出した)
・東京は電車が止まるとまず動けない。家に帰れない。逆に動かないのが安全、
安心な面もある。
・ガソリンスタンドも一部閉鎖もあり、今後の野菜や工場の操業の影響を考えて
か、スーパーの買い物客で、今日などは一気にモノがなくなるなど、オイルショッ
ク時のパニックにも似た雰囲気があるのが、気になります。今後風評が広がらな
ければと思います。
…ということで、とにかく無事ですのでご安心ください。」・・

ちょっと贅沢なmy birthday!

何年かぶりの贅沢をさせていただきました。58歳の誕生日に活き伊勢海老と神戸牛ということで贅沢なひと時を過ごしました。
人の食べる姿は、あまり面白いものではございませんので、ご覧頂いても不愉快になるやもしれません。その時はお許しください。

古材=古財のお嫁入り!

本日のおめでたい話。

当社の建築設計担当の山尾君が、以前勤めておられた設計事務所のご友人から古材を探してられるという相談がありました。「当社で保管しているもので、気に入った古材があったら使ってもらっていいよ!」と言っておりましたところ、大阪の方から下見に来られて目的とするものとは違ったようですが、店舗で使用されるには手ごろな古材を見つけられたようです。
 本日、この古材を使用される店舗の後継者の方が、お子様同伴で宝塚からわざわざ当社までお出でになりました。宝塚の「菅屋」という屋号の大きな和菓子屋さんのようです。
新たな嫁入り先が決まったのは、150年間生きてきたケヤキの柱材です。このケヤキの柱材の姉妹は、現在当社の茅ノ台に建ててあるモデルハウス「ニュー蔵漆」の和室の大黒柱として使用されております。
 その姉妹木材が、本日晴れの嫁ぎ先が決まったということです。この古材=古財、またさらに100年200年と老舗の和菓子屋さんで生き抜いていただきたいと思います。
まずは、めでたし!めでたし
150年酒蔵の倉庫で生き抜いてきたケヤキの柱の姉妹です。

めでたくお嫁入り!


宝塚では大きな和菓子屋「菅屋」さんの方々・・記念撮影です。

今、改修中の民家から・・

現在、由良川沿いに綾部に向かって3軒の古民家の改造をさせていただいています。
1軒は、本日内部の検査をさせていただきました。あと数日でお引き渡しができます。
このお宅のポイントは、玄関わきの格子、きれいな構造体の柱と梁だと思われます。近日中に写真班が撮影とのことですので、あまり多くをご紹介いたしませんが、年月の経過にもかかわらず、きれいに組まれた格子の美しさが印象的です。また、大黒柱はケヤキ、その他の小黒の柱も栗と思われますが、きれいな仕上げで当時から良い材料を使用していたものと思われます。





次のお宅は、一度床部分を撤去しコンクリートを打設した後、再度柱を立てて復元を図っています。2階部分は、改修の予定がなかったのですが、屋根裏の痛みを発見し、急きょ一部補修することになりました。屋根裏には、多くの藁や蓆が真っ黒になって保存されていました。現場監督の武田さん、左官の上村さんのお手伝いで何とか撤去することができました。




二人とも真黒です。本当にごくろうさまです。
3軒目のお宅もだいぶ改修が進んでまいりました。壁も立ち上がり、2階の部屋の改修が始まっていました。


古材と液体ガラス




雪も解け春らしくなってきました。急ピッチで進む法林寺様の庫裏ですが、前の庫裏から引き継がれた古材部分の保存を考慮して画期的な方法で仕上げようと考えています。
 すでに半年以上前から、検討してきたことですが古材を守るための方法として、液体ガラスの塗布方法を考えています。
当社は、昨年の暮れ、この液体ガラスを木材に塗布することによる有効性についての研修や塗布技術の講習をすでに終了しています。
 この画期的な液体ガラスの使用については、昨年の6月27日のTBSテレビ放送の【夢の扉~NEXT DOOR~ 】  『日本の森林を守るために木材の有効利用を考えたい』  ドリームメーカー/『東大の木材博士』こと安藤直人先生  ナビゲーター/阪本麻美さん      
 【安藤直人 さんのマイゴール】  『2015年までに木造住宅の性能向上で人と木の共生を』
を見たのがきっかけでした。白アリを寄せ付けない。人体に害がない。木の弱点である燃えやすいことや腐りやすいことから、木材の可能性を極限まで追求しておられる安藤先生の取り組みに共感を得ました。上海万博にも展示された「液体ガラスを塗った木」の紹介は私に多くの興味を抱かせてくれたのです。
 その後、この液体ガラスとの出会いは間もなく実現いたしました。日経のホームビルダーが取り上げたのです。
私は、即この製造元を突き止め、連絡を取りました。その結果、この液体ガラスを販売する会社の方が当社を訪れてくれました。その時、私の提案である「古材への使用」を非常に評価していただいたとともに、積極的に取り組む姿勢を示してくれました。
そして、昨年暮れの講習となったわけです。講習当日は、日刊工業新聞社の方もわざわざ大阪から取材に来ておられました。
今後、この液体ガラスにつきましては詳しく説明をしていきたいと思っています。


年寄りの冷や雪(水)?シニヤのスキー三昧!


今年初めてのスキーに行ってきました。私以外の方は、みなさん何回か滑りに行かれているようです。私はちょっと無理をして、今回初参加です。


教念寺様ご夫婦
当社のお客様でもある教念寺のご夫婦や芦田様、それにお医者様や…の方々など総勢7名合計年齢428歳のスキーヤーがスキージャム勝山に集合いたしました。
 私は、今年からヘルメット姿で赤と黄色の衣装を替えての滑りです。還暦まではあと2年あるのですがね。スキーパンツを赤に新調です。
やはり、スキーはスピード感が面白い!一年ぶりの滑りに大満足!チョイ調子に乗り、今回大転倒いたしました。ヘルメットをかぶっていてよかったよかった!年寄りの冷や水はいけませんね。でもスキーは楽しいです。満足満足!

おお!カニ様!?

生きた松葉ガニ

昨日、舞鶴に用事で出向いた帰り、久しぶりに鮮魚の安い魚屋さんに寄ってみました。実は先月、沖縄へ行く直前に、このお店から生のズワイガニを送っていただいたのです。なんと二日後に沖縄についたのですが、まだカニは生きていたとか。そのことを思い出して、家でも久しぶりにカニすきをと思い、立ち寄ってみたのです。
 朝漁港に入ったカニが水槽に入っていました。緑のタグのついたカニを進められました。地元のカニだからおいしいとの進めもあり、ついに3匹も買ってしまいました。タグのついたカニなど買うことはめったにありません。そこでつい、記念撮影です。

日本近海で取れたカニには必ずタグが付いており、これが品質保証にもなっています。京都府の漁港に入港するカニのタグは緑のようです。
料亭でしか食べられない丹後半島の有名な間人(たいざ)カニも緑のタグです。
 ちなみに、タグのついていないショッピングセンターなどで売られているカニはすべて外国さんと考えていいでしょう。
 やはり地元産のカニは最高でした。満足!満足!

古民家の解体と古材に思う!・・・

最近、古民家の解体の調査を4件ほどさせていただいた。どれも新たに家を再建築するための解体が多いです。残念ながら、全部が当社による再建築というわけではありません。
 中には、屋根が落ち、再生するには数千万円の費用がかかるであろう立派な家もあります。こちらは、思い出の古材を一部使い、小じんまりした家の建築を目指すことでなんとか古材を生かそうとしています。



解体費用にあまり無駄なお金をかけたくないということもあり、なんとか古材を買ってもらえないかという相談が多く、調査にいきます。こういう物件は、確かに梁や桁・柱などの構造材にケヤキや松などの大きな部材を使用していることがあり、いつも匠の素晴らしさに感動させていただくことばかりなのですが、ではいざ使い道があるかといえば、同じ構造材としての使用は皆無に近いのが現実です。大きすぎて、現在新築する材料としては使用不能となるわけです。
 実際、意匠的にもきれいで新築の建物に活かせる古材は非常に少なく、今の建物にあった太さや長さといったサイズが乏しいのも現実です。
 古民家再生の中で、移築再生というのがあります。これは大変費用のかかる仕事だと思います。これは、施主様が解体時からの費用に対する理解と古材に対する思い入れがないとできないと思っています。
 費用をかける限り、再生時に、やはりきれいな仕上がりや強度をもとめるのは当たり前のことですので、どうしても全てを古材で再生することに抵抗を感じ新材の使用を考えてしまいます。その使用のバランスが難しいですね。虫食いのあとの残る古材を使うべきか否かなど・・・



また、昔の匠が建てた家をバラス(手解体)というのは、大変に抵抗がありますね。やはり魂の入った物が、一つ一つの部材に変わることによって魂が消えていくのがわかります。やはり部材になると存在感のある大きな梁や大黒柱などは別として、ほとんどが弱々しくて、再び使えるのかという気になりますね。大黒柱などもバラサれてしまうと「こんなもんだったの?」と結構貧弱に見えるときがあります。
 こう考えると、現地でバラサずに再生していくのが最も良いのではと思っています。傷んだ部分を直し、住みやすいように組み替える。これが一番なのではないでしょうか。



 通常人が住まなくなりますと家は傷みが早く、屋根から朽ちていきますが、人が住んでいる限り、何とか修繕は効くものです。あきらめてしまわず、再生させていただいたお宅もたくさんあります。
それでも再生がだめなら、新築の一部に旧家の思い出の部材を使わしていただくことです。こちらも構造材としてだけではなく、意匠材としても十分活用があると思います。

 一番困るのが、遠方に古民家があり、そのままにしておくと大きな家なので近隣に迷惑がかかるという場合です。
そんな場合は、一つは田舎への移住を考えている方への売却です。当社は不動産部門でこのような方々への仲介をお世話させていただき、都会からの方々との交流を図っています。
また、どうしても費用をあまりかけたくなく、価値ある大きな家の処分を考えておられる方には、当社も加盟しています日本民家再生協会(JMRA)の民家バンクへの掲載をご紹介いたします。譲り受けたいという方(移築再生希望者)がおりましたら、譲り受けということも可能です。
 ともかく、価値ある古材をどのようにしたら有効に残していけるのか考えています。今でも毎日100年以上たった古民家が解体され、価値ある古材のほとんどがチップになっています。本当の木の強度を発揮(ヒノキは150年前後が最も強度を発揮)することなく、次々と消え去っていく古材をどうしたら守れるのか、解体の見積もりを頼まれるたびに思います。

一年がかりの蔵の移動。メンヨー総集編


昨年の2月に移動を開始した蔵。家の解体や五葉の松の移動も終わり、造成盛土工事も急ピッチで進められる中、いよいよ主家の建築にかかる為、定位置への移動を終えました。ちょうど一年。その記録を改めて動画で編集してみました。

鎌倉の大仏様の胎内?!


先日の鎌倉の旅で久しぶりに鎌倉大仏を見てまいりました。
以前に訪れてから30年以上の年月が経っていると思います。今回、大仏の内部が見学できることに気付きました。以前から見学できたのかもしれませんが、まったく記憶に残っていませんでした。
20円を支払い中に入ってみました。大仏像が約40回にわけて鋳上げられた様子がよくわかります。
その鋳造法がすごいです。以下でその鋳造方法を動画で紹介しています。一度ご覧ください。
昔の人たちのスケールのすごさがわかります。
http://www.kotoku-in.jp/characteristic.html

「基礎下減震システム」

当社のニュー蔵漆で、西日本で初めて使用した地盤減震システムが、昨年の暮れ名称を変えて「基礎下減震システム工法~現代石場建て工法(基礎すべーる)~」という名称で、財団法人ベターリビングより「技術審査証明」を取得しました。

この工法を開発したのは、地盤調査や地盤調査の機械を開発しているビイック株式会社という会社です。
当社が古民家再生に取り組み、一方で伝統的木造建築の構法である「石場建て」の免震性に着目していたことから、ビイック社に「地盤減震システムは石場建ての工法の現代版である」とアドバイスしたところ、早速取り入れていただきこのような名称になったものと思われます。
 この「基礎下減震システム」は阪神淡路大震災並みの地震波(JMA神戸波818ガル・震度7クラス)を受けても建物の揺れを震度5強(250ガル)以下となることが(財)ベターリビングの技術審査証明事業によって証明されたことになります。
 一方1月の20日には、兵庫県三木市のE‐ディフェンス(実大振動破壊実験施設)にて、国土交通省関連団体主催のもと、伝統的木構法で建築された建物の実大振動破壊実験が行われました。建築基準法が想定する400ガル(きわめてまれに発生する大地震相当)と818ガル(阪神淡路大震災相当)の人口震動により、この伝統的溝法で建築された建物を揺らしました。
結果は、1階の土壁が破壊されたものの、鈴木委員長は「土壁の損傷部分を修理・・補修が可能・・今後も使い続けられる・・」として、今回の実験で伝統木溝法の建物が建築基準法の設計要件を満たしたことが確認できたとしております。⇒「伝統的溝法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会http://green-arch.or.jp/dentoh/experiment.html参照
 今後ますます注目されることになるであろう、伝統的木造建築や石場建て、そして「基礎下地盤減震システム」に、より前向きに取り組んでいきたいと思います。
 この2月5・6日と、当社の営業企画部の精鋭5名が、早速舞鶴のポリテックカレッジにて、今後伝統溝法の計算の基礎となる、限界耐力法計算の勉強に挑戦しました。後日報告があると思います。私も、振動実験委員長の鈴木先生の講義を受けたことがありますが、・・・・??でした。

当社の施工実績です。