解体のお話が、改築へ!


当初、施主様とのお話は、解体のお話でした。
現場をお見せいただいて、お話をお聞きしていると、解体後に小さな建物を建て、蔵を残しておきたいご様子でした。遠く離れている地から、帰省のための御屋敷です。
 それならばと、梁や柱の一部を使用したり、現存する建具や家具を残しておかれ、小さな御家を建てることを御提案することにしました。
やがてその計画は本物となり、この夏。お盆の帰省までに何とか実現させてあげることができました。
この新しいおうちで御先祖様もお待ちしていることでしょう。
私たちが調査させていただいた時は、すでに屋根が抜け落ちていましたが、立派な建物でした。

中に残っていた建具や梁を保管して


こんな風に創り変えてみました。

ご家族で帰省の場合、キッチンもそれなりに必要です。

お子様たち用のロフトです。

保管しておいた、梁や大黒柱建具をふんだんに使用しています!





子のケヤキの大黒柱、ほぞ穴を大工経験のある監督が上手にふさいでくれています。

これは解体時の様子です。


こんな形で蔵も残しました。

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