実は当社は本来土木が得意な会社なのです!

これまで私は、建築に関する話題ばかり取り上げてきました。その為、当社は建築オンリーの会社のように思われていますが、実は得意なのは、むしろ土木なのです。元々先代の創業者は、農業土木で岸下建設を創り上げた人です。「ほ場整備の岸下」と言われるほど、この京都北部では知られていました。ですから現在でも、当社の工事高の半分以上は土木工事によるものと言えます。職員の半数も長崎専務を筆頭に土木担当の職員です。今日は、久しぶりに主な土木の現場を見てきました。その報告をしたいと思います。
まずは、夜久野の河川工事と道路改良が一緒になった土木事務所発注の工事です。

昔の得意だったほ場整備の技術が生かせます。オペレーターは当社OBの山崎さん(当社一級建築士の山崎君の父)です。


こちらは夜久野の道路工事です。手前に写っているのは、入社三月目になる見習いの黄前君。遠くで重機とダンプ作業をするのは、長崎専務と入社二年の嶋野君。写真のような石積みが民間工事でいきてきます。

こちらは福知山市内での福知山市発注の下水道工事です。道路にボックスカルバートというコンクリート製の管を布設しています。今日はピンチヒッターで建築部の山崎君が管理してくれていました。



こちらは、宮津市の大手川です。土木事務所発注の河川工事です。5~6年前の23号台風で大きな災害を起こした河川です。その最終仕上げの工事です。土木事務所曰く「土木事務所の工事の中で最大の難工事だ!」と言われたようです。29才の高嶋君ボー然としていましたが、私が「この仕事が無事に終了できたらすごいことだな!」と言いましたら「そうですね!?」と苦笑いをしてくれました。私はこの彼の苦笑いに一番期待しています。

後ろ姿が見えるのが、高嶋君です。一女のお父さん!期待してまっせ!


こちらもまたまた土木事務所発注の宮津の大手川の河川工事です。たまたま、近くで二つの河川工事を受注する運に恵まれました。こちらを担当するのは、高嶋君の大先輩の和泉君。こちらも大変な工事です。現場が3ヶ所に分かれ、大江山スキー場というところに20,000m3(11tダンプトラック3600台分)の土を盛る工事も入っているのです。彼は今ちょっとお疲れ気味かな?天候の悪さもありますね。今年の梅雨がカラ梅雨だと良いのですが・・私も毎日仏壇の前でお願いしております。(ちなみに私は毎日、仏壇にお茶を供えて般若心経を唱えております。余談でした・・)

現場監督の和泉君(左)と協力者の高橋さん。

以上は、ほとんどが公共工事ばかりですが、このような現場があるからこそ、「地盤減震」や建築の外構、造園といった仕事が出来るんだと、私は確信しておるのです。・・ちょっと気負いすぎかな?・・かくいう私には何の技術もないのですが・・・

No Comments

Post a Comment

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。